妊娠中に胸の張りがなくなった!もしかして、流産!?

妊娠初期から胸が張り、大きく、パンパンに膨らんでいた私のバスト、でも、ここ最近急に胸の張りがなくなった!これってもしかして、流産!? 胸の張りがなくなった いつもとは違うタイミングで胸が張り始めました。 生理不順、排卵がずれているだけかな〜と思っていたら、まさかの妊娠発覚! 胸の張りは痛かったり、乳首がチクチクかゆかったりするけれど、望んでいた妊娠なので赤ちゃんのご対面が何より待ち遠しい! でも、妊娠4ヶ月目になり、急に胸の張りがなくなったのです! 流産かも!? あわてないあわてない、一休み一休み、一休さんが言っていましたね。 ネガティブに考えすぎるのは身体に良くありません。流産かどうかはさておき、まずは流産の兆候について確認してみます。 腹痛 不正出血 お腹の張り つわりが急に軽くなる 基礎体温が下がる お腹が冷たくなる 流産の兆候については上記のような症状が起きると言われています。また、流産の確率については、20代で約10%程度、30代前半で約15%程度、30代後半で約20%程度、40代以上で40%以上の確率です。 でも、あれ? 流産の兆候に、胸の張りがなくなった、という症状はありませんね!? 先輩妊婦さんの場合 そうはいっても、いきなり胸の張りがなくなるなんて、少し心配です。 お腹の中の赤ちゃんは元気に育っているの!? ここで、先輩妊婦さんの体験談をお聞きします。 9ヶ月妊婦です。 胸の張りは張ったり収まったりを今でも繰り返してますね。乳首だけたけに痛い日もあればまったく痛くない日もあるしって感じです。 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/、Yahoo!知恵袋 私も初期からずっと張ったり張りがなくなったり、何度も繰り返しましたよ。中期以降はほとんど張りませんでした。 http://oshiete.goo.ne.jp/、教えて!goo 5ヶ月くらいから、急に胸の張りはなくなりましたよ、 ただ大きいだけで。 一番痛かったのは初期からしばらくの間、…

垂れ胸、黒ずみを防ぐ、妊娠中から始める

授乳期が終わると妊娠中に育ったバストが元のサイズまで萎んでしまうと思っている人が多くいますが、それは間違いです。 何のケアもしていないとバストが萎むだけでなく下垂しハリも失われ、乳首も黒ずんでしまう可能性があるのです。 妊娠中・出産後にみられるバストトラブル 妊娠中・出産後には以下のようなトラブルが起こり得ます。 授乳期後のバストの下垂 胸の筋力の低下によりバストの重さを支えることが難しくなります。 また、バストを内部から支えるクーパー靭帯には十分な伸縮性がなく、妊娠によりサイズアップした胸が断乳・卒乳後縮んでもクーパー靭帯は伸びきったままになり下垂の原因になります。 授乳期後のバストの萎み、しわ 授乳中は母乳を生成するために乳腺が太く大きくなり、それに合わせ脂肪も付いていきます。 そのためバスト全体も大きくなるのですが、授乳の必要がなくなると乳腺も徐々に元の状態に戻っていきバストサイズもダウンしてしまいます。 また、乳腺を守るためについていた脂肪も減っていきます。 乳首の黒ずみ 黒ずみの原因はメラニン色素の沈着によります。妊娠出産期はメラニン色素の生成を促すエストロゲンやプロゲステロンというホルモンが増えるためバストトップが黒ずみやすくなります。 バストの妊娠線(授乳線) 妊娠線が出来るのはお腹だけではありません。 バストアップしたことにより伸びた皮膚は乾燥しやすくなり、皮膚内部にひび割れのような妊娠線が出来やすくなってしまいます。 多くは授乳期終了(断乳・卒乳)直後からがケアの勝負といいますが、実は妊娠中からもできることはたくさんあるのです。 それは健康で美しいバスト作りの素地を作るということ。 具体的には次のような予防ケアがあります。 健康で美しいバスト維持するために妊娠中からすべきこと マタニティブラを着用する 妊娠出産に伴いバストサイズが2カップ以上アップする人が多く、産前の妊娠週期によってもバストサイズは大きく変わります。 普段のブラで締め付け感を感じ始めたらマタニティブラを着用するようにしましょう。 適切なサイズのブラを着用することでバストを適度にホールドし、大きくなり始めたバストの下垂を予防してくれます。 サイズが大き過ぎればバストの下垂や擦れによる乳首の黒ずみの原因に、小さすぎれば乳腺が圧迫され乳腺炎の原因にも成り得ます。 また、妊娠中はバストがとてもデリケートな状態となっています。 ナイロンなどの化学繊維が痒みやかぶれの原因となることもあるので、コットン100%のマタニティブラを使用することをおすすめします。 クリームを使う 妊娠中のケアクリームは保湿を目的としています。 妊娠線は表皮の奥の皮下組織が分裂することで起きるので、浸透力の高いクリームやオイル、乳液を使用するようにしましょう。…

妊婦さん必見!をマスターしよう!

しますか?それとも下垂させますか? まずはご妊娠おめでとうございます! 皆さんが妊娠した時、何か体に変化はありませんでしたか? 悪阻で妊娠に気づいたという方が多いかと思いますが、ほとんど悪阻を感じなかったという方もいらっしゃるかと思います。 私の友人の場合、体調には全く問題を感じていなかったのに、大好きだったお酒がある日急に不味く感じ、全く飲めなくなり、 その2週間後に妊娠が発覚、というパターンでした。きっと、お酒が不味く感じた時はすでに妊娠していたのでしょう! こんな話を聞くと、女性の体って不思議だな〜って思ってしまいますよね! こんな風に、男性なら経験できない体験や身体の変化というものは女性にはつきものですよね。 妊娠中から出来るもあります 今まで吸われたことのない乳首は傷みやすく伸びも悪いため、赤ちゃんがおっぱいを吸う力に負けて切れてしまいます。 また、乳首の伸びが悪いと赤ちゃんの舌が絡めないため、うまく飲めなかったりします。 こういったトラブルを防ぐにはバストマッサージが効果的ですが、必ずかかりつけのお医者さんに許可を貰ってから、始めてください。 バストマッサージ お産後、スムーズに母乳が出るようにするために、SMC(self-mamma-control:母乳自己管理)と呼ばれるマッサージが効果的です。SMCは基底部マッサージと乳頭・乳輪部マッサージに分けられます。 基底部マッサージ 母乳は、乳腺で「血液」を原料に作られ、乳管を通り、乳管洞に溜まって、赤ちゃんが吸うことで乳口から出ていきます。乳腺まで「血液」を運ぶ血管は、基底部と呼ばれるバストの土台の部分を通っていて、ここの血流が悪くなると母乳の出が悪くなります。基底部マッサージは、ここの血流を良くするためのマッサージなんですね!基底部をマッサージするのが目的ですので、おっぱい全体をもみほぐすようなマッサージはしないでください。 乳頭・乳輪部マッサージ 赤ちゃんがおっぱいを吸いやすくなるように、乳首を柔らかくするためのマッサージです。 また、乳首が柔軟になると、乳首の裂傷等も防ぐことができます。 注意しなければいけないこと 妊娠初期におっぱいを刺激しすぎると、オキシトシンというホルモンが分泌され、子宮が収縮することで お腹の張りや流産、早産を引き起こす可能性があります。 かといって、乳首が陥没している場合や扁平な場合、このマッサージを避けて通ることはできません。 マッサージを始めても良い時期は人によって違いますので、必ずかかりつけの医師や看護師・助産師さんの指導のもとで行いましょう! 気になるバストの下垂対策 授乳後にバストが下垂する原因として、クーパー靭帯の伸びと皮膚のたるみが挙げられます。 クーパー靭帯の伸びには、大きくなったバストにフィットするマタニティブラが、皮膚のたるみにはバストクリームが効果的です。 なぜマタニティブラが必要なの? 妊娠中〜卒乳までは、絶対にマタニティブラを着用してください。 皆さんが普段つけているブラや補正下着は、バストを美しく見せるためのもので、急激に変化していくバストには対応できません。…

卒乳ケアはいつまで必要?

卒乳を考えていても、そのケアはどのようにしたらいいのか、いつまでするものなのかなどよくわからないという方も多いでしょう。 搾乳はどのタイミングでするのか、どの程度搾乳するのか、どうなったら受診するのか、母乳が少しでも残っていると乳ガンになるのか、最後は助産師に必ず搾ってもらうのが必要なのかなど、疑問は尽きないですね。 ここでは、搾乳のタイミングや卒乳中のケアや、卒乳後に心配されている残った母乳のことについてもお話しましょう。 卒乳ケアとは 卒乳ケアとは、卒乳中の搾乳などのケアも含めて卒乳ケアとしていることもありますし、卒乳後の乳房マッサージを指していることもあります。 ここでは、卒乳中の搾乳なども含めた全体的なケアについてお話します。 卒乳中と卒乳後のケアを合わせて、どれくらいの期間がかかるかは、個人によって違います。 搾乳が1回で済み、その後も問題なければ1週間ほどで終わる場合や、何回か搾乳をしなくてはいけない方は数週間かかることもあるかもしれません。 でも、卒乳する日までに授乳が1日1回ほどになっていれば、卒乳を進めてもそれほど強く乳房が張ることはありません。 断乳という形で、1日の授乳が5回以上あるときにいきなり母乳を与えないようにするのではあれば、断乳が終了するまでに時間がかかることもあり、乳房トラブルの可能性も想定しておく必要があります。 卒乳中のケア 卒乳中のケアとしては、卒乳が終了するまで乳房の状態に合わせて搾乳したり、乳房を冷やしたりすることがメインになります。 理想的な卒乳ケア 卒乳中に、乳房は刺激(授乳したり搾ったりすること)しすぎると良くないため、どれくらいの間隔で、どの程度(全部搾るまたは少し圧抜きするなど)搾乳する必要があるのかを、乳房を観察しながら行うのが理想です。 できれば助産師に相談、または実際に確認してもらいながらできるといいですね。 医師でも乳房のケアや卒乳に詳しい方がいらっしゃいますが、卒乳に関しては医師よりも助産師に相談するほうが良いと思います。 具体的な方法を示してくれるでしょう。 搾乳間隔が決まっている方法 情報によっては、卒乳を進めていくのに搾乳間隔が決められていることがあります。例えば、母乳を飲まなくなったら、◯時間後に搾乳、更に◯時間後に搾乳、◯日後・・・というペースで搾乳する間隔が示されています。 その通りに実行してみて、乳房の張りも痛みも治まってちょうどよい搾乳間隔だったという方は問題ないでしょう。 でも、「その間隔だと、乳房が痛くて張りすぎる」という方もいますし、「そんなに頻繁に搾乳しなくても大丈夫」という方もいらっしゃいます。 このように、乳房の状態に合わせないで搾乳すると、また乳房が反応して母乳を作ってしまったり、乳房がより張ってきたりする可能性があり、卒乳の妨げになるかもしれません。 乳房の状態によって搾乳間隔が決まる方法 これは、自分で搾乳できる方の卒乳の方法です。 途中でうまくできないときには、助産師に相談したり受診したりしましょう。 第1段階 「授乳回数が1日に1回ほどになったら」卒乳開始しても良いでしょう。 ブラジャーはしっかりと乳房を支えられるものを使用してください。 母乳を与えなくなると、乳房が張ったり痛くなったりする場合が多いのですが、どれくらいまで様子を見ていれば良いのか、すぐ搾った方が良いのか迷ってしまいますね。 個人差がありますので一概には言えませんが、第1段階は、飲まなくなって1-2日ほど搾乳なしで過ごせればいいですね。…

妊娠した時の胸の張り方ってどんな張り方?

妊娠した時の胸の張りはどのような張り方をするのでしょうか。また、生理前と妊娠した時の胸の張り方や、一人目を妊娠した時と二人目以降を妊娠した時の胸の張り方の違いはあるのでしょうか。妊娠時の胸の張り方について詳しくみていきましょう。 妊娠した時にみられる胸の張り方 妊娠初期の症状のひとつとして、胸の張りという症状があげられることが多いですが、胸の張りとはどのような症状なのでしょうか。ネットに掲載されている体験談から胸の張り方を集めてみました。 胸全体が張っている 胸が張って痛い 見た目にも胸の皮膚が張っているのがわかる 胸を押すと痛い 胸の外側(脇側)のみ張る 胸の内側のみ張る 胸の上側が張る 片方の胸だけ張る 胸の周囲が痛い 脇が痛い 手を挙げるとつっぱる感じがある 乳首が痛い シャワーのお湯や下着があたっただけで痛みが出る 胸が張って大きくなった 胸の硬さが硬くなった気がする 胸が重だるい感じがする 胸がチクチクする 同じ「胸が張る」という症状でも、胸の張り方は人さまざまであることがわかります。胸のどの部位が張るのかという以外にも、生理前と妊娠した時では胸の張り方が異なったという声もありました。 生理前と妊娠した時の胸の張り方の違い 生理前と妊娠した時の胸の張り方の違いがあった人の声を見ていきましょう。 生理前には胸が張ることはなかったけれども、妊娠した時には胸が張った 生理前には胸が張るのに妊娠した時には胸が張らなかった 生理前には胸全体が張るのに妊娠した時は胸の外側だけが張った 生理前よりも妊娠した時には強く胸が張った 生理前と妊娠した時とを比べても張り方の差が人それぞれにみられることがわかります。 胸の張り方の差が起こる理由とは 生理前や妊娠した時には女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌が変動します。胸や子宮は女性ホルモンの変動を敏感に感じ取りやすく、症状が出やすいことが言われています。1)…

卒乳時期はいつがいい?方法は?

卒乳に関しては、色々な情報がありますね。 「結局いつがいい時期なのか」「どうやってすすめるものなのか」「そもそも断乳と何が違うのか」など、疑問を持っている方も多いと思います。 卒乳に適している時期や方法についてお話します。 卒乳時期はいつがいいのか 卒乳とは赤ちゃんは自然に母乳を飲まなくなることをいいます。 一方、断乳は親が日を決めて母乳をやめることをいいます。 卒乳は、赤ちゃんが自然に飲まなくなる時期を待つことになり、それが一番良いとされていますので、「生後何ヶ月がいいです」と言うことはできません。 ただ、卒乳して母乳を飲まなくなってもミルクを与える必要がなくなるのは、1歳から1歳半頃と考えられています。 なぜかと言うと、離乳が完了する頃にちょうど合致するからです。 離乳食を良く食べていて健康に問題がない場合は、もうミルクはいらないのです。 でも、それ以前に卒乳をする場合には、離乳食の進み具合や成長発達、排泄状態を見ながら、母乳の代わりにミルクを与える必要があるのです。 卒乳方法 具体的な卒乳方法が示されている情報もありますね。 搾乳間隔が決まっている方法 母乳を飲まなくなったら、◯時間後に搾乳、更に◯時間後に搾乳、◯日後・・・という感じで搾乳する間隔が示された情報もあるようです。 その搾乳間隔で、乳房の張りも痛みも治まるという方は問題ないでしょう。 でも、「その間隔だと乳房が張りすぎるし痛いしどうしようもない」という方もいますし、「そんなに頻繁に搾乳しなくてももう張らないし何も感じない」という方もいらっしゃいます。 このように、乳房の状態を把握しないで搾っていくと、また乳房が反応して母乳を作ってしまったり、乳房が張ってきたりする可能性があります。 基本的に、乳房に刺激(授乳したり搾ったりすること)しすぎると良くないため、どれくらいの間隔で、どの程度(全部搾るまたは少し圧抜きするなど)搾乳する必要があるのかを、助産師に確認してもらいながら行うのが理想です。 医師でも卒乳に詳しい方がいらっしゃいますが、卒乳に関しては医師よりも助産師に相談するほうが良いと思います。 具体的な方法を示してくれるでしょう。 搾乳間隔が決まっていない方法 自分で搾乳できる方には、お電話で様子をお聞きして、アドバイスを差し上げています。 第1段階 私はよく、「授乳回数が1日に1回ほどになって、そのうち飲まなくなったら一度連絡をください」とお伝えしています。 母乳を飲まなくなると、乳房が張ってくる場合が多いのですが、どれくらいまで我慢すれば良いのか、すぐ搾った方が良いのか迷ってしまうと思うからです。 個人差がありますので一概には言えませんが、第1段階は、飲まなくなって1-2日ほど搾乳なしで過ごせればいいですね。 第2段階 母乳を飲まなくなって搾乳しないと、よく3日目頃に乳房の張りが強くなる方がいらっしゃいます。 そのときには、乳房の硬さや痛みによって搾乳の程度をお伝えします。…

卒乳に向けて授乳のタイミング

卒乳するには、どうやって授乳のタイミングを見計らっていけば良いのか、ゆっくりと回数を減らして行くのがいいのか、すっぱりとやめたほうが良いのか迷ってしまいますね。 授乳回数の減らし方もよくわからないという方も多いでしょう。 ここでは、卒乳するにあたって、卒乳するのに良いタイミングはあるのか、授乳のタイミングをどうしていけば良いのか、卒乳するとよく寝るなどのウソホントについてお話しします。 卒乳と断乳 断乳と卒乳の違いをお話しましょう。 断乳も卒乳と同じ意味で語られていることがあります。 また、卒乳といっても断乳の要素が含まれていることがあります。 要は、赤ちゃんの意思かお母さんの意思かの違いです。 卒乳 母乳やミルクの回数が減り、赤ちゃんが自然に母乳やミルクを飲まなくなることです。 断乳 お母さんの意思で母乳やミルクをやめる方法です。 卒乳の良いタイミングはいつ? 卒乳の良いタイミングは、親子によって様々です。 1歳頃になると、よく「まだ母乳を飲んでるの?」「卒乳するとよく寝るよ」など、周りからの色々な言葉がかけられることも多いでしょう。 でも、自分たち親子のタイミングで卒乳すればいいのですよ。 授乳のタイミング 卒乳に向けての授乳のタイミングについて、どのように進めていけば良いのかをお話しましょう。 ゆっくり型 卒乳しようとするときに1日何回授乳しているかにもよりますが、ゆっくりと卒乳の時間が取れる方は、1ヶ月ほどかけて授乳回数を減らしていくと良いでしょう。 例えば、1日に5-6回の授乳がある場合、2-3日に1回くらいのペースで授乳を減らしていき、1日1回の授乳にします。 順調に進む場合は、1ヶ月もかからないかもしれません。 最後の1回は、自然に飲むのをやめるのを待ってもいいですし、日を決めて「◯月◯日におっぱいにバイバイしよう」とやめてもいいのです。 スッパリ型 スッパリと数回ある授乳をやめる場合、日を決めてその日から授乳しない方法です。 この場合、1日に何回授乳していたか、どれくらいの母乳が出ていたかによって違いがありますが、搾乳が必要になることがあります。 助産師に相談しながらするのが理想です。 スッパリ型は、断乳の要素が強いです。 いずれにしても、赤ちゃんが授乳回数を減らすことに順応していき、スムーズに卒乳できる場合は、ちょうど卒乳に適したタイミングだったと考えても良いでしょう。 順応せずにあまりにも母乳やミルクを欲しがる場合は、行きつ戻りつしながらでも構いませんし、もう一度卒乳の時期を考え直してもいいのです。…

2歳で始める無理のない卒乳の進め方

2歳になる子どもは、とても活発に動き回り、食欲もあってたくさんのことができるようになっていますね。 母乳が大好きな子どもいることでしょう。 子どもが2歳だと、「ここまで大きくなったから、そろそろ卒乳しようかな」と考えるお母さん方もいらっしゃると思います。 ここでは、2歳の子どもの卒乳の進め方についてお話します。 2歳という時期 2歳になると、食事の味付けや食材の大きさなどは子どもに合わせていると思いますが、大人のものから取り分けて同じものを食べている子どもも多くなります。 身体活動に関しては走ったり階段を登ったりすることができ、言葉も2語文を話し始め自分の気持ちを少しずつ表出できるようになっています。 ただ、一般的にイヤイヤ期といわれる時期に入り、何でも「いや」と言って、親の言うことをきかないことがあったり、何でも自分でしたいと言ったりするようになっています。 2歳からの卒乳 2歳頃に卒乳するために必要なことは、まず子どもに卒乳することを話すことです。 2歳だと、相手のいうことは大抵はわかっていますので、子どもに母乳をやめることを伝えます。 でも、この時点で子どもはまだよくわかっていないこともあります。 もっと早い時期、例えば1歳から1歳半頃の卒乳との違いは、2歳といえばイヤイヤ期に入っていて、言葉の理解が進んである程度自分で気持ちを表現することもできるようになっているため、卒乳を理由にイヤイヤの状態が激しくなってくることもあります。 また、母乳を飲めないことに対して、自分の意思を示すことがあるかもしれません。 その多くは、「イヤだ」だと思いますが。 このため、2歳からの卒乳は、もっと早い時期の卒乳よりもスムーズに進まないこともが考えられます。 2歳からの卒乳の方法 2歳からの具体的な卒乳の方法は、授乳回数を減らしていくことから始めます。 授乳回数を減らす 1日に何回くらい母乳を与えているかにもよりますが、母乳を与える回数をだんだん減らしていきましょう。 2-3日かけて1回ずつ減らしてみるのです。 これは母乳回数が複数回ある場合、いきなりゼロにすること(断乳)は難しいからです。 また、いきなり母乳をやめて欲しがった場合、赤ちゃんのときのようにあやしても母乳がほしい気持ちはおさまらず、激しく「母乳が欲しい」と抵抗するかもしれません。 少しずつ母乳の回数を減らしてみて、好きな遊びや外に出かけるなど工夫してみましょう。 授乳回数が1日に1回になったところで、「あと◯回寝たら」などカレンダーも活用して、目安を話しておくといいですね。 卒乳に関する絵本や自分で絵を書いて、できるだけわかりやすく説明してあげても良いと思います。 最後の1回をなくす いよいよ母乳を与えるのが最後の日、どのようにしたらいいのでしょうか。 これは正解というものはありません。 ただ、計画的に卒乳していますので、子どもにとって最後の1回は残しておいてほしいものかもしれませんね。…

胸にしこり?!授乳期の胸のしこりの原因と対処方法

授乳期間中に胸のしこりが気になる人は多いものです。 産後は、胎盤が排出されると共にホルモンの分泌がガラリと変わります。 妊娠中には、抑制されていた母乳に関するホルモンが出始めるのです。 母乳に関するホルモンは、乳頭の刺激(赤ちゃんが飲むこと)でより分泌が促進されるという特徴があります。 それに伴って、乳房が変化するのです。 個人差があって、あまり変化を感じない方もいらっしゃいますが、ここでは、産後に起こりうる胸のしこりについて、私が経験したケースのお話も含めて、原因と対処方法を説明していきます。 しこりの原因 しこりの原因は様々なものがあります。 乳腺の発達 妊娠中から、出産後に向けて乳腺は発達していきます。 妊娠中や産後に、乳房が大きくなっていると感じる人もいますね。 大きさが変わらなくても、乳房の中では、赤ちゃんを育てるための乳腺の発達は進んでいますので安心してくださいね。 乳腺が発達して産後には母乳を作り始めるため、乳房にしこりのようなものを感じることがあります。 特に外側や下の方です。 特に痛みがないことが多く、触ると「こんなのあったかな」という程度です。 妊娠中にも気になるという方がいらっしゃいますが、ほとんどがこの乳腺の発達の生理的な範囲内のことが多いです。 母乳のうっ積状態 産後3日前後に、最初の乳房の張りを感じることも多いのですが、そのときにしこりのような感触に戸惑う方もいらっしゃいます。 この頃の乳房は、母乳を作るための仕事をしています。 乳房の中には、乳腺細胞という細胞があります。 血管のすぐ近くにあるこの細胞が、血液中のタンパク質や白血球などの母乳に必要な成分を細胞内に取り込んでいるのです。 さらに、乳腺細胞が作る乳脂肪などの成分を加えて母乳を作ります。 これらの変化が起こっているときに、乳房が張り始めることが多いですね。 同時にしこりのような感触に驚く方もいらっしゃいますが、これは生理的な範囲で起こります。 赤ちゃんに授乳していると徐々にうっ積状態は改善されていきます。 私が担当した患者さんの例 産後3日前後に、母乳のうっ積状態を経験する方が多いですね。 朝起きて鏡を見ると胸の血管が浮いていて、乳房が温かく少し張っているなと感じたと思ったら、午後からみるみるうちにうっ積状態になり、乳房が硬く痛みも出てくることがあるのです。 この頃の多くは、乳口からは数本母乳がにじんでいる程度で、たくさんの母乳は出ないことが多いのです。 初産婦さんだと、初めての経験で自分の乳房の変化にびっくりされる方が多くいらっしゃいますね。…

保育園入園!卒乳のタイミングは?

保育園に入園を控えている保護者の方々は、新しい生活に向けて色々な準備が必要になりますね。 卒乳もその1つかもしれません。 保育園によっては、搾乳した母乳を与えてくれるところ、必然的にミルクになるところなど様々です。 母乳を与えたいと思っていても、職場に搾乳の場所がなかったり、搾乳する時間が取れなかったりするかもしれません。 あるいは、赤ちゃんが家にいるときだけ母乳を与え、その他はミルクでも良いと考えるお母さんもいらっしゃるでしょう。 いずれにしても、赤ちゃんが保育園に入園するとなると、「おっぱいはどうしたらいいんだろう?!」と悩むことが多いようです。 ここでは、保育園の入園による「計画的な卒乳」へ向けた取り組みについてお話しましょう。 保育園の方針の確認 保育園に行く時期は、ご家庭や職場の状況によって様々だと思います。 認可の保育園や無認可の保育園、企業主導型保育園など保育園の種類も色々とありますね。 入園が決まるのもギリギリにわかったと、急いで準備を進める方もいらっしゃるでしょう。 厚生労働省が告示する保育所保育指針の12章には、「母乳育児を希望する保護者のために、冷凍母乳による栄養法などの配慮を行う」と明記されています。 12章、保育所保育指針、厚生労働省Link ただ、保育園によっては衛生面などを理由に、母乳は取り扱えないとしているところもあります。 母乳育児を続けたい保護者にはとても悲しいことですね。 入園を希望している保育園がどのような方針なのかを確認しておきましょう。 保育園の入園時期による卒乳の進み具合 保育園は、施設にもよりますが生後2ヶ月から預けることができます。 その頃には、母乳の出かたもスムーズになっていることが多く、分泌量もまだ増えていく時期です。 生後2ヶ月で保育園に赤ちゃんを預ける場合、自然に母乳を飲まなくなる卒乳は難しいことが多いです。 意図的に母乳をミルクにかえていく必要があるでしょう。 その場合、乳房が張る可能性が高いため、対処方法などを助産師に相談しましょう。 生後半年頃になると離乳食も始まりますので、離乳食とミルクにシフトする形で卒乳できるかもしれませんね。 生後半年以降から1年だと、ミルクを与えておらず母乳だけだった場合、ミルクへの移行するのが難しいことがあるかもしれません。 ほとんどの赤ちゃんは、母乳とミルクをスムーズに飲むことができます。 でも、まれに哺乳瓶で飲むことに慣れておらず、哺乳瓶やミルクを拒否する赤ちゃんがいます。 離乳食をしっかり食べている時期であれば、問題ありません。 生後1年以降だと、ある程度離乳食が進んでいることが多いと思われますので、そのまま卒乳するのは問題ないと考えます。 母乳を与える回数が1-2回ほどだと、保育園にいる間は母乳がなくても大丈夫かもしれませんね。 でも、帰ってくると母乳を欲しがることも多いです。…