みんながやってる卒乳の平均的なタイミングや方法とは?

みんながやってる卒乳の平均的なタイミングや方法とは?

卒乳と聞くと、「いつ?」「どうやって?」「絶対もうあげられない?」など、疑問がたくさんありますね。

「卒乳」や「断乳」などの言葉もあり、ちょっとしたニュアンスの違いで語られることがあるため、混乱してしてしまう方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、卒乳という言葉の使われ方、平均的な卒乳のタイミングや方法など様々な角度から卒乳の理解を深めていこうと思います。
ぜひ参考にして下さいね。

卒乳と断乳の違い

まずは、卒乳と断乳という言葉から説明しましょう。
卒乳」は、赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなり、母乳を飲まなくなることを言います。
母乳だけでなく、哺乳瓶で飲むミルクも含まれることがあります。

断乳」は、お母さんが母乳を与えるのをやめようと思い、日を決めて母乳を飲ませるのをやめることを言います。
断乳でも哺乳瓶で飲むミルクも含まれることがあります。

授乳回数が減ってきて、ある日から(お母さんの意思で)授乳をしないという「断乳」も母乳を卒業するという意味で「卒乳」と言われていることがあります。

卒乳の形

卒乳の形は色々な方法がありますが、卒乳する方向に誘ってスムーズに卒乳できた場合は、ちょうどその時期だったのかもしれませんね。

部分的な卒乳

夜間だけ、保育園に行っている間だけという形で、ある時間だけ母乳を与えない方法です。
まず夜や昼間だけ卒乳して、徐々に準備を整えるというやり方があります。

計画的卒乳

母乳を与える回数を少しずつ減らしていき、日を決めて母乳を与えないようにする卒乳のことをいいます。
1日の授乳回数が減ってくるので、他に気をそらして卒乳に向けていきます。

赤ちゃんの意向に沿っていないという点では、「断乳」の範囲に入るかもしれませんね。

自然な卒乳

何も計画せずに、赤ちゃんが自然に飲まなくなるまで待つ方法です。
母乳を飲んでいる期間が長期に渡ることもありますが、赤ちゃんに一番負担がない方法です。

これ以外は、厳密な意味で卒乳とは言えないかもしれません。

卒乳のきっかけ

卒乳を考えるにはどのようなきっかけがあるのでしょうか。
よくある卒乳のきっかけをお話します。

突然飲まなくなる

赤ちゃんがある日突然母乳を飲まなくなり(拒否すると言ったほうが近い状態)、泣く泣く卒乳となった方がいらっしゃいます。

理由は不明なことが多く、お母さんの心の準備ができておらず、戸惑うこともあります。

自然に飲まなくなった

自然と授乳の回数が減り、そのうち飲まなくなったというパターンの方もいらっしゃいます。
数としては少ないです。

自然な卒乳の時期とお母さんの思いが、タイミングよく合致すると理想的ですね。

体調不良

赤ちゃんやお母さんの体調が悪くて授乳できないでいたら、その後はもう欲しがらないようになったということもよくお聞きします。

遊んで飲まない・乳頭を噛む

授乳の時間になると、乳首を噛んだりつまんだりして遊んで飲まないということもあります。
噛まれると痛いし、ちゃんと飲まないなら卒乳しようかなと考えることもあるようです。

乳頭を噛んだり遊んだりということは、歯が生え始める前後から1歳未満でよく起こります。

仕事復帰

仕事に復帰することがきっかけで、卒乳を考える人も多いですね。

この場合、計画的な卒乳で仕事に復帰するまでに卒乳を終了したり、部分的な卒乳で家にいるときだけは授乳するといった方法を取る方もいらっしゃいます。

周りからのプレッシャー

家族や友人などから、「まだ母乳をあげているの」「みんなもうやめてるよ」など、周りからのプレッシャーに戸惑い、まだ母乳を与え続けたいと思っていても、やめないといけないのかなと葛藤する方がいらっしゃいます。

自分と赤ちゃんに卒乳の準備ができているようなら、進めても良いと思いますが、プレッシャーだと感じている間は、心の中でまだ母乳を与えたいし赤ちゃんも飲みたいと思っているのではないでしょうか。

次の妊娠を考えている

次の妊娠を希望しているため、卒乳して準備に入りたいと考える人もいらっしゃいます。

母乳を与えていても生理が再開し、妊娠する人もいらっしゃいますが、体調を整えてから妊娠したい場合、不妊治療が必要な場合などは卒乳しておくといいでしょう。

よくある卒乳方法

ここでご紹介する方法は、どちらかと言うと「断乳」と呼ばれる方法ですが、「母乳を卒業する」という意味で捉えると「卒乳」とも言えるかもしれません。
赤ちゃんのお父さんにも協力してもらえるように、休みの日を入れて実行したり、外へ連れ出してもらったりと皆さん工夫されています。

3日間母乳を与えない

よくある方法としては、3日間母乳を与えず我慢するというやり方で、その間は搾乳もしないようです。
この方法でうまくいく方もいらっしゃいますが、うまくいかない方からよくご相談をお受けします。
乳房がガチガチに硬くなって痛くなってくるのです。

1日に1回の少ない授乳回数でこの方法を行ったとしても、その3倍の時間の母乳をため込んでいるということになりますね。
人によっては、3日間ももたないことがあります。

その前に張りが強く痛くなってきますので、その時点で少し搾る「圧抜き」をした方が良い場合が多いです。

または、母乳を与えなくなってから◯時間後に搾乳、◯日後に搾乳、更に◯日後に搾乳と決まった時点でしか搾乳できない方法を実行している方もいらっしゃいます。

その方の乳房の状態を考慮していない方法ですので、合わないことがあります。

自然な卒乳以外の方法で母乳をやめるときには、乳房の状態を確認しながら助産師に相談できるといいですね。

言い聞かせる

「◯日にはもうおっぱいはやめようね」と言い聞かせる方法です。

年齢によっては、よく理解していないこともありますが、カレンダーに印をつけて言い聞かせます。

または、卒乳に関する紙芝居や絵本を作った方もいらっしゃいます。

乳房に絵を書く

乳房に絵を書いたり、からしを塗ったりして子どもがびっくりする方法で乳房から遠ざける方法です。
昔から行われていた方法ですが、授乳という至福の時を覆す激しい方法なので、あまりおすすめしません。

卒乳パーティを開く

卒乳パーティとして、卒乳をお祝いして卒乳の儀式をする方法もあります。

子どもの好きな食べ物を準備して、明るい雰囲気でおっぱいにバイバイをするのです。

言い聞かせの後にすると効果的かもしれませんね。

卒乳の時期

卒乳をする時期は1歳から1歳半頃が多いです。

離乳食が進み、コップなどから水分が摂れ、遊びや活動も活発になる頃ですね。

そろそろ卒乳をと考えて実行され、見事に卒乳となる方がいらっしゃいます。

でも、卒乳を実行していても子どもがあまりにも母乳を欲しがり、お母さんが根負けして授乳を再開することがあります。
母子共につらい思いをする場合、今は卒乳の時期ではないのかもしれません。

やめなければならない確固たる理由がない場合、あまり無理しない方が良いでしょう。

まとめ

様々なタイミングで卒乳の日が来ます。

自然な卒乳を実現したいと思っていても、事情によって部分的な卒乳、計画的な卒乳、または断乳をしないといけない方もいらっしゃるでしょう。

お母さんと赤ちゃんに負担のない時期や方法で卒乳できるといいですね。