周りの同じ年齢の赤ちゃんが卒乳したと聞くと、「うちもそろそろ卒乳しようかな」と考えている方や、「夜にぐっすり眠りたい」と思って卒乳を考える方もいらっしゃるでしょう。
でも、卒乳すると夜に目が覚めたときにどうやって寝かしつけようか、夜泣きが始まるでのはないかと、不安に思う方も多いかもしれませんね。
ここでは、卒乳方法と夜泣きの関係や夜泣き対策のお話をしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
卒乳方法と夜泣きは関係あるのか?
夜に親子ともぐっすりと寝られる日を願って、卒乳を考える方も多いのではないでしょうか。
卒乳と夜泣きについては、たくさんの多様な体験談があります。
卒乳の方法と夜泣きについてどんなことが語られているのか整理してみましょう。
卒乳のパターン
一般的に下記の事柄について語られることが多いです。
- 卒乳後の夜泣き
一つずつ見ていきましょう。
卒乳後の夜泣き
「卒乳すると夜泣きがなくなる」「卒乳すると夜はぐっすりと寝る」といわれることがあります。
これまで夜泣きしていた子どもが、卒乳を機にだんだんと夜泣きがおさまってきたということです。
でも、反対に卒乳すると夜泣きが始まることもあるようですし、これまでと変わらない赤ちゃんもいるようです。
添い乳をやめた後の夜泣き
「夜に添い乳をやめたら楽だよ」と話されることも多く、寝ながら授乳をすることをやめたら、夜泣きはなくなるともいわれているようです。
添い乳をやめると、夜は授乳がなくなったという方と、泣いて大変だったという方がいらっしゃいます。
夜間の授乳をやめた後の夜泣き
夜間の授乳をやめたときの夜泣きが語られることもあります。
夜間の授乳は、添い乳も含まれますが、必ずしも添い乳だけではない場合があります。
これまでは夜に授乳するとそのまま寝ていた子どもが、夜の授乳をやめると乳房を吸うことができないので、再び寝付けなくなることがあります。
この場合は、もしかしたら「おっぱいが欲しいという泣き」かもしれません。
本当のところ、卒乳と夜泣きの関係はどうなのでしょうか。
様々な体験を整理してみると、どのパターンの卒乳にしても夜泣きがある場合と夜泣きがなくなる場合があるようです。
結局、個人差があり赤ちゃんによって違うということなのです。
やってみないとわからないのですね。
夜泣き
夜泣きとは、原因がわからない泣きことで、おむつや授乳などの原因がわかっている場合は、夜泣きとはいわないのです。
広く体験談を見たり聞いたりしていると、夜に泣くから「夜泣き」として話されていることもありますし、「おっぱいが欲しいという泣き」も「夜泣き」としている場合があります。
厳密にいうと、この場合は原因がわかっているので夜泣きとはいわないのですけどね。
どちらにしても、卒乳後の夜泣きに関しては困ることはかわりありません。
そのため、ここでは「おっぱいが欲しいという泣き」の場合も含めて「夜泣き」としてお話ししています。
次に、卒乳後の「(夜)泣き」対策をお話ししましょう。
卒乳後の夜泣き対策
卒乳後は泣いても母乳を与えられないので、泣いたときにどうしたらまた寝入ってくれるのかということが気になりますね。
卒乳後の「(夜)泣き」について具体的な方法をお話しします。
抱っこ
多くの親は、赤ちゃんが泣いたら抱っこするのことが多いのではないでしょうか。
自分の腕で赤ちゃんを包み、安心させてあげたいと思い、頬ずりするかもしれません。
頭をなでであげるかもしれません。
抱っこというのは、赤ちゃんが人からの愛情を感じられる簡単で大切な行動です。
抱っこして、ゆらゆらと揺らしたり、おしりのあたりをトントンと軽く叩いたりしてみてください。
抱っこの気持ちよさやリズムを感じられて、もしかしたら泣きおさまるかもしれません。
トントン
背中やおなか、おしりなどをトントンと手のひらで叩いてリズムをつけると、安心してリラックスできるかもしれません。
トントンしながら、好きな歌を歌ったりお話をしてあげたりしてもいいですね。
小さな声で歌う
好きな歌があれば、小声で歌ってみましょう。
または、小さい音で音楽をかけてもいいかもしれません。
泣き止むといいのですが、ノッてきて歌い出したり遊びだしたりするようなら、この方法はあまり向かないでしょう。
水分を与える
のどが渇いている場合は、麦茶やお茶を飲ませてあげるのもいいですね。
泣くと喉も渇きますので、枕元にお茶などを準備しておくのも一つの方法です。
添い寝する
自分のそばにお母さんがいると思うと安心して眠れるかもしれません。
夜泣きと思っていても、「寝言泣き」の場合があります。
寝言泣きは、寝ぼけて「ママ」や「おっぱい」と言って泣いているだけで、実際に起きていないのです。
赤ちゃんの眠りは浅い眠りと深い眠りのサイクルが早いため、寝言泣きもよくあるものです。
そこで、すぐに母乳を与えると目が覚めてしまうということがあります。
しばらくは、そばで静かに見守ってあげると自然におさまることもありますよ。
外の空気を感じさせる
色々やって泣き止まないなら、窓を開けて外の空気を感じさせてあげるのも一つの方法です。
泣き声が気になる場合は難しいかもしれませんが、ぐずぐずとしている感じの泣き方だと効果があるかもしれません。
根気よく付き合う
夜泣きの場合は、何をやっても泣き止まないこともありますよね。
親は、本当に困ってしまいます。
色々なことを試しても泣き止まない場合は、親が赤ちゃんに根気良く付き合うしかありませんね。
生活を見直す
朝に起きる時間や昼寝、食事、遊び寝る時間などの日々の生活を見直してみましょう。
体調や天気によって、できないときもありますが、外での遊びを増やしてみるのも睡眠を充実させるには大事なことです。
朝に日の光を浴びせると、その15時間前後にメラトニンが分泌されて、眠気を誘うとされています。
朝の起きる時間を再確認してみましょう。
そのままにしておく
赤ちゃんが泣いていても泣き疲れてそのうちに寝るといって、泣いている赤ちゃんをそのままにしておくという方法を取っている人もいるようです。
寝ぼけている場合は、それでも大丈夫でしょう。
でも、目覚めている場合は、赤ちゃんは不安で仕方のない気持ちかもしれません。
「卒乳を成功させるため」「夜泣きをおさめるため」といって、「手を出さないようにしよう」とするコメントがあるようです。
夜泣きしたときにどうするのかは、親の気持ちで決めて構わないと思いますが、赤ちゃんのために手助けすることを我慢する必要はありませんよ。
まとめ
卒乳方法と夜泣きの関係や夜泣き対策をお話しました。
赤ちゃんによって卒乳後は、朝までぐっすりと眠れるようになったり、泣かなくてもかえって目が覚めるようになったりなど様々です。
それは、卒乳が原因なだけではないかもしれません。
成長に伴って、活動度や活動範囲が広がり受ける刺激も多いものです。
いずれにしても、いつかは卒乳をを迎えますし、いつかは夜泣きはおさまるものです。
卒乳後も、親子に無理のない状態で過ごせるといいですね。