卒乳時期はいつがいい?方法は?

卒乳時期はいつがいい?方法は?

卒乳に関しては、色々な情報がありますね。

「結局いつがいい時期なのか」「どうやってすすめるものなのか」「そもそも断乳と何が違うのか」など、疑問を持っている方も多いと思います。

卒乳に適している時期や方法についてお話します。

卒乳時期はいつがいいのか

卒乳とは赤ちゃんは自然に母乳を飲まなくなることをいいます。
一方、断乳は親が日を決めて母乳をやめることをいいます。

卒乳は、赤ちゃんが自然に飲まなくなる時期を待つことになり、それが一番良いとされていますので、「生後何ヶ月がいいです」と言うことはできません。
ただ、卒乳して母乳を飲まなくなってもミルクを与える必要がなくなるのは、1歳から1歳半頃と考えられています。
なぜかと言うと、離乳が完了する頃にちょうど合致するからです。

離乳食を良く食べていて健康に問題がない場合は、もうミルクはいらないのです。
でも、それ以前に卒乳をする場合には、離乳食の進み具合や成長発達、排泄状態を見ながら、母乳の代わりにミルクを与える必要があるのです。

卒乳方法

具体的な卒乳方法が示されている情報もありますね。

搾乳間隔が決まっている方法

母乳を飲まなくなったら、◯時間後に搾乳、更に◯時間後に搾乳、◯日後・・・という感じで搾乳する間隔が示された情報もあるようです。
その搾乳間隔で、乳房の張りも痛みも治まるという方は問題ないでしょう。

でも、「その間隔だと乳房が張りすぎるし痛いしどうしようもない」という方もいますし、「そんなに頻繁に搾乳しなくてももう張らないし何も感じない」という方もいらっしゃいます。

このように、乳房の状態を把握しないで搾っていくと、また乳房が反応して母乳を作ってしまったり、乳房が張ってきたりする可能性があります。

基本的に、乳房に刺激(授乳したり搾ったりすること)しすぎると良くないため、どれくらいの間隔で、どの程度(全部搾るまたは少し圧抜きするなど)搾乳する必要があるのかを、助産師に確認してもらいながら行うのが理想です。

医師でも卒乳に詳しい方がいらっしゃいますが、卒乳に関しては医師よりも助産師に相談するほうが良いと思います。
具体的な方法を示してくれるでしょう。

搾乳間隔が決まっていない方法

自分で搾乳できる方には、お電話で様子をお聞きして、アドバイスを差し上げています。

第1段階

私はよく、「授乳回数が1日に1回ほどになって、そのうち飲まなくなったら一度連絡をください」とお伝えしています。
母乳を飲まなくなると、乳房が張ってくる場合が多いのですが、どれくらいまで我慢すれば良いのか、すぐ搾った方が良いのか迷ってしまうと思うからです。

個人差がありますので一概には言えませんが、第1段階は、飲まなくなって1-2日ほど搾乳なしで過ごせればいいですね。

第2段階

母乳を飲まなくなって搾乳しないと、よく3日目頃に乳房の張りが強くなる方がいらっしゃいます。
そのときには、乳房の硬さや痛みによって搾乳の程度をお伝えします。

あまりにも張りが強く乳房が硬い方は、ある程度乳房が軽くなるまで搾ってみるようにお伝えします。
それほどでもない方には、圧抜き程度〜少しだけ楽になる程度の搾乳をするようにお伝えします。

搾った後は、保冷剤で冷やすようにお願いしています。
なぜなら、搾乳は刺激になりますのでそれを鎮めるということです。

第3段階

第2段階からは、これまでより長く搾乳をしないでよい時間を保つのが理想です。
でも、また張りが出てきて迷うようなら連絡を頂くようにしています。

そうやって、乳房の状態に合わせてだんだんと搾乳の間隔を開けていくのです。
そのうちに、乳房の張りはなくなって、何も感じなくなるのです。

搾乳が何回になるかは、個人差がありますね。
おおよそ1-3回ほどが多いと思います。

確認の乳房マッサージ

最後に、母乳が残っていないかどうか確認の乳房マッサージを希望される方も多くいらっしゃいます。
不要な場合は、時間と労力とお金を使わなくても良いようにそれをお伝えしますし、希望の方には乳房のマッサージをやって差し上げます。

「母乳を残ったまま放っておくと将来ガンになる」「次の赤ちゃんに古い母乳を与えてしまう」など根拠のない情報が出回っており、お母さん方を不安にさせているようです。
人間の身体は、不要なものは出ていく、または吸収されることになっていますので、上記のようなことはありません。

ガンになるとは限らないですし、古い母乳も残りません。
次の妊娠、出産時にはまたリセットされて、新しい初乳から出てきます。

でも、ことは赤ちゃんや自分の身体のことです。
心配するのは当たり前ですね。

気になるようであれば、最終的にチェックをしてもらい、最後のマッサージを受けるのも良いでしょう。
それが身体にマイナスになることはありません。

まとめ

卒乳する時期は、子どもによって様々です。

自然に卒乳できるのを待ってあげられるようなら、そうして下さい。

待てない理由があり、卒乳の方向に誘うのではあればそうしても良いでしょう。

誘って無理なく卒乳できれば、ちょうどよい時期だったのだと思います。

お母さんにも子どもにも負担なく卒乳できるといいですね。