授乳中の胸のかぶれが気になる!その原因と対処方法
授乳中には、汗もかくし胸がかぶれて気になるという方がいらっしゃるのではないでしょうか。 「かぶれて痒いあまりにかきむしって傷になっている」「ステロイドを処方されているけど、使うのが怖くて放置している」「それほどひどくないけど、痒いのがストレス」など、状態は様々でしょう。 授乳中に胸がかぶれる原因にはいくつかあり、対処方法もありますのでご紹介していきましょう。 授乳期に胸がかぶれる原因 たくさん汗をかく 産後は、母乳を作るために胸が熱くなりやすく、汗もかきやすいです。 夏場だと余計に暑く感じて汗もたくさん出ることでしょう。 着替えやシャワーが必要になるくらい汗をダラダラかいてしまうこともありますね。 こまめに対処できればいいのですが、赤ちゃんのお世話や他のことをしていると、なかなか時間が取れずこまめには対処できないかもしれません。 その汗が皮膚への刺激になって、胸がかぶれることがあります。 胸全体が汗で蒸れていて赤くかぶれている方がいますね。 乾燥 肌の水分が奪われて乾燥していると、皮膚のバリアが弱くなって少しの刺激でもかぶれてしまうことがあるでしょう。 産後のお母さんの免疫力は、妊娠中に引き続き低下したままですので、かきむしった傷が治りにくくなることがあるのです。 また、夏にはクーラーによる乾燥にも注意しましょう。 母乳パッドかぶれ 母乳が漏れてくるために、母乳パッドを使用している方も多くいらっしゃるでしょう。 母乳パッドの素材が肌に合わずに、皮膚への刺激になっている場合もありますね。 生理用品が肌に合わないのと同じです。 母乳パッドは長時間当てているものですし、母乳で湿り気があり、連続して皮膚が刺激に耐えなければならない状態になるのです。 また、母乳パッドに吸収された母乳で蒸れてしまうこともあります。 「母乳が漏れるから母乳パッドをしているのに、パッドにかぶれちゃってガーゼやタオルをあてている」という方もいらっしゃいます。 母乳が漏れる 母乳が漏れてしまって乳房に付いて、それがかぶれの原因になっている方も多くいらっしゃいます。 母乳の成分はほとんどが水分ですが、その他にタンパク質や脂肪分も含まれ、栄養がたっぶり入っています。 母乳そのものが皮膚に悪影響を及ぼすわけではありませんが、肌が弱い人、母乳パッドやブラジャーの蒸れ、汗などの影響で、それらが長く皮膚に付着していると変化が起こってかぶれの原因になってしまいます。 ちょうど乳頭・乳輪部を中心に、母乳が漏れて赤くかぶれている方をお見かけすることがあります。 赤ちゃんのよだれ 赤ちゃんのよだれが肌についてかぶれる方もいらっしゃいますね。 よだれは、消化酵素が含まれているものです。…