産後の骨盤矯正は必要?育児で忙しくても楽にできる2つのオススメ骨盤矯正方法

「産後の骨盤矯正って、やったほうがいいの?」、「産後の骨盤矯正にはどんな方法があるの?」と産後のママの悩みは尽きませんよね。 産後の骨盤矯正は産後半年までに始めると効果があるといわれています。産後半年といえばとても忙しい時期なので、骨盤矯正のために時間を取れないと思いますが、そんな時期でも簡単にできる骨盤矯正方法をご紹介します。 産後は骨盤矯正したほうがいいの? 妊娠中は赤ちゃんが通りやすくなるように、少しずつ骨盤が開いていきます。そのため、産後は骨盤がゆるく、開いた状態です。出産で開いた骨盤は半年くらいで元の状態に戻るのですが、元に戻る間にゆるんだ骨盤が歪んでしまうことが多いようです。 産後は授乳やおむつ替えなど、かがんだり、猫背気味になったりする姿勢が多いですよね。こういった姿勢が続くと骨盤が歪んで、歪んだまま固定されてしまうことになってしまうのです。 骨盤が歪むと、ポッコリお腹や腰痛、尿もれの原因になってしまうので、産後はできるだけ骨盤矯正をした方がいいですね。 産後6カ月を超えると、骨盤周りが硬くなって矯正しにくくなるので、産後2か月くらいから6カ月までに始めるのがおすすめです。 産後1カ月は、悪露などがあり体を締め付けるのは良くないので、避けてくださいね。私も出産後に産院を退院するときに、助産師さんから「産後1カ月は、体を締め付けるような下着はつけないでね」といわれていました。 育児で忙しくても骨盤矯正できる方法 骨盤矯正の方法には、骨盤周りのストレッチや体操、骨盤矯正下着の着用、整体での骨盤矯正などがあります。骨盤を支えている筋肉を鍛えるストレッチや体操をすると、骨盤がしっかり本来の位置に固定されるのでおすすめです。 でも、産後すぐは赤ちゃんのお世話で忙しくて、自分の体に気を使う余裕がないですよね。骨盤ストレッチや体操は疲れていると忘れてしまったり、時間の余裕がなくてできないということも多いと思うので、疲れていても、時間がなくてもできる骨盤矯正方法をご紹介します。 1.骨盤矯正下着を使う 骨盤矯正の効果がある下着を身に着ければ、疲れていても、時間がなくても骨盤矯正ができます。産後のゆるんだ骨盤が歪んでしまわないように、体調に合わせて産後2か月くらいから着用するといいですね。 骨盤が緩んでいる時期は、骨盤が歪みやすいので骨盤を固定してくれるショーツを選びましょう。産後は肌がデリケートになっているので、肌に優しい骨盤矯正ショーツを購入するのがおすすめです。 妊娠中から準備しなくても、産後1カ月の間に用意しておけば大丈夫ですよ。 私は妊娠中から、産後の骨盤矯正に興味がありました。でも、いざ出産すると赤ちゃんのお世話で忙しかったり、自分の体調不良で余裕がないのとで、まったく骨盤矯正ができていなかったのです。 自分自身が通常の生活を送るのもやっとの体調だったので、「骨盤矯正ショーツなら簡単に骨盤矯正できる」ということは頭でわかっていても、ネットなどで購入する余裕がありませんでした。 産後3カ月ころまでは骨盤矯正はしていなかったのですが、産後に骨盤が緩んだからか、尿もれがひどいのが気になって仕方なかったので、ようやく産後4カ月ころに骨盤矯正ショーツを購入しました。 実際にお店に出かける余裕はなかったので、ネットで良さそうな骨盤矯正ショーツを何種類か購入。最初は、3種類ほど購入して、その中で自分に合っていたものを追加で購入しました。 もともと、妊娠に限らず、ストレッチや体操をまめに続けられる性格ではないので、「はくだけで骨盤矯正ができるショーツ」は、育児中でも本当に楽に骨盤矯正ができるので便利です。体にフィットした骨盤矯正ショーツだと寝ている間も苦しくなくないですよ。数種類購入しましたが、骨盤周りがしっかり固定されるショーツが一番骨盤矯正の効果を感じました。 ただ、「すぐに」効果が出るわけではないので、早く効果を出したいなら整体の骨盤矯正と組み合わせるといいと思います。私は、整体で骨盤矯正をしつつ、骨盤矯正ショーツで骨盤が歪まないようにしていました。 産後4カ月から骨盤矯正を始めた私ですが、産後3か月間の姿勢が良くなかったようで、整体では「かなり骨盤が歪んでいます」といわれてしまいました・・・。 慣れない授乳や赤ちゃんの抱っこで無理な姿勢をしていたので、骨盤が歪んでしまったようです。骨盤の歪みがひどい場合は、骨盤矯正ショーツだけでは矯正は難しいと思うので、お金はかかりますが、整体でプロに強制してもらうのがおすすめです。 また、骨盤矯正ショーツは体を締め付けるので、産後の体調が悪い場合は着用しない方がいいでしょう。産後の体調に不安がある場合は、1カ月検診などで「骨盤矯正ショーツを着用していいかどうか」を医師や助産師さんに相談してから使い始めてくださいね。 【50%OFF・12/4(火)20:00-12/11(火)1:59迄】ラディアンヌ お腹にチャックガードル 産後 ガードル 産後 ニッパー…

妊娠初期に胸のしこり?知っておきたい妊娠期の乳がんのこと

妊娠初期に胸のしこりを発見したらイコール乳がんではありません。 胸のしこりは妊娠による乳腺の腫れや乳腺症、良性の腫瘍でもみられます。ですが、妊娠する女性の年代は乳がんになりやすい年代でもあることを知り、妊娠中でも胸の変化のチェックを行って、早期発見、早期治療につなげることが治療の選択肢の幅を広げることになります。 今回は、妊娠初期にみられる胸のしこりと乳がんについて一緒に学んでいきましょう。 出産する女性の年齢と乳がんを発症する女性の年齢 厚生労働省の人口動態統計によると、出産する母親の年齢は平成12年までは25〜29歳が最も多かったのに対し、平成17年以降は30〜34歳で最も多くなっています。平成22年からは35〜44歳までの出産も増加しており1)、全体的に出産年齢が高齢化してきていることがわかります。 一方、国立がん研究センターの2014年の女性の乳がんの年齢階級別罹患率をみてみると、25歳から増え始め40代でピークとなっています。2) ちょうど出産する母親の年齢と女性の乳がんの罹患率が多い年齢とは同じ時期であり、妊娠・出産する年齢の女性は乳がんを発症しやすい年齢でもあるということになります。米国国立がん研究所によると、妊婦3,000人に約1人の割合で乳がんを発症し、32〜38歳の女性で最もよく見られる3)とあります。 妊娠中は乳がんの早期発見が難しい 妊娠中は女性ホルモンの影響で、妊娠による通常の変化として乳房の張りや痛みなどの症状がみられ、胸の小さなしこりは見つかりにくい状態にあります。妊娠期は乳腺の密度も高くなり、超音波エコーで乳がんを発見することも難しくなり、妊娠していない女性に比べて妊娠中の乳がんの発見は遅れがちの傾向が見られます。4) 乳がんの症状 妊娠中は生理的な胸の張りや痛みなどによって胸のしこりが見つかりにくい状況にありますが、早めの診断と対処が治療の選択肢が増えることにつながるので、以下の症状が見られたら、早めに産婦人科や乳腺外科を受診しましょう。 乳房、乳房の付近、わきの下にしこりがみられる。(乳がんの部位で一番多いのは乳房の外側上方)5) 乳房の大きさや形が変化する 乳房の皮膚のへこみやしわがみられる 乳頭が陥没する 乳頭から母乳以外の分泌物や血液が出る 乳頭や乳輪部がただれる、赤く腫れる わきの下や鎖骨付近のリンパが腫れる 乳がん治療と妊娠・出産の両立が可能なことも 日本での妊娠中のがん治療においては、妊婦や胎児への安全性の面から、抗がん剤治療を行いながらの妊娠継続は不可能という考えが一般的でした。しかし、妊娠中でも早期の限局性の手術可能な乳がんに対しては、妊娠を継続しながらがん治療を行い、出産・育児までサポートできることがわかってきています。 2018年6月には、がん治療と妊娠・出産を両立するための妊娠期がん診療ガイドブックが発行されました6)。産婦人科医とがんの専門医との連携した治療が必要であり、症状などによってがん治療と妊娠継続が両立できるケースの限りもあるため、早めの診断、対応が必要とされます。 妊娠初期に胸のしこりが見つかったら 妊娠中に胸にしこりが見つかったら、まずはかかりつけの産婦人科や乳腺外科を受診し、診断を受けましょう。 胸のしこりで考えられる症状・病気 胸のしこりができるのは乳がんだけではありません。妊娠中には以下の症状や病気がみられることもあります。 乳がん 妊娠による生理的な乳腺の腫れ 乳腺症 乳腺炎 乳腺繊維腺腫…

乳腺炎?授乳中に胸が痛い!熱もある!

授乳中に胸が痛く熱が出るとびっくりしますね。 それでま順調だった授乳も乳房が痛くて、うまくできなかったり身体がつらくなったりすることもあります。 授乳中に胸の痛みがあって熱もあるときは、「乳腺炎」になっていることが多いです。 「乳腺炎」と聞くと慌ててしまうかもしれませんが、きちんと対処すれば大丈夫です。 乳腺炎には2種類あります。 ここでは、乳腺炎の種類とその原因や症状、対処方法について比較し、やってはいけないことについてもお話します。 ぜひ、参考にしてくださいね。 乳腺炎の種類と原因:感染しているかどうかがポイント 乳腺炎には、下記のように2つの種類があります。 感染しているかどうかで違いがあるのですね。 乳腺炎の種類 原因 非感染性(うっ滞性)乳腺炎 非感染性(うっ滞性)乳腺炎は、母乳が分泌されるときに通る管である乳管が詰まったり、母乳がたまったりしているために、乳房に炎症症状が出る。 感染性(化膿性)乳腺炎 感染性(化膿性)乳腺炎は、乳頭や乳輪部の傷口からブドウ球菌、レンサ球菌などに感染することによって起こる。 症状:発熱があるかどうかがポイント 乳腺炎の症状は、2つの乳腺炎で症状が異なります。 全身的な熱があるかどうかが大きな違いです。 乳房の症状があって高熱が出たら、まず感染性(化膿性)乳腺炎を疑いましょう。 非感染性(うっ滞性)乳腺炎 母乳がうっ滞性(たまる)しているために、症状が出ているのですから、それを外に出す必要があります。 下記のように対処してみましょう。 授乳する 乳腺炎のときでも授乳しても大丈夫です。 意識して頻繁に授乳してみましょう。 授乳姿勢を変えて飲ませるのも良いでしょう。 そのときに、乳腺炎になっている乳房ばかりを授乳すると、反対側の母乳がうっ滞してくることがありますので注意が必要です。 搾乳する 赤ちゃんがあまり母乳を飲まない場合は、搾乳する必要があります。…

3歳になってもまだ卒乳していない!悪影響はない?

現在では、子どもが自然に母乳を飲まなくなる卒乳を目指しているお母さんが多くなっています。 子どもが3歳になっいる今も現役で、母乳を与えている方もいらっしゃるでしょう。 でも、まだ卒乳していないとなると少々焦る気持ちもあるかもしれませんね。 これまで子どもも母乳を欲しがり、お母さん側も母乳をやめる理由がなかったかまだ母乳を与えたいと思っていたのですね。 きっと、3歳になっていても母乳をあげていることによる悪い影響があるのかどうかが気になっているのではないでしょうか。 ここでは、3歳など長く母乳を与えることよる影響を中心にお話しましょう。 卒乳とは 「卒乳」とは、赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなって、母乳を飲まなくなることを言います。 「断乳」は、お母さんが母乳を与えるのをやめたいと思って、日を決めて母乳を飲ませるのをやめることです。 2002年から母子健康手帳から「断乳」という言葉が消え、断乳指導が行われることが少なくなってきています。 母乳に関する世界的な見解 WHO(世界保健機構)やUNICEF(国際機構児童基金)では、「2歳までは母乳を与えましょう。2歳以上でも子どもが母乳を欲しがるようなら与えましょう。2歳以上になっていても母乳を与えても問題ありませんよ」ということを言っています。 WHOなどは、世界を見渡し世界に通用する見解を述べる機関ですので、開発途上国の状況もふまえて世界へこのような声明を出しています。 安全な水が手に入らず、ミルクが高い、栄養のある食べ物も豊富ではない地域や国だと、母乳を長く与えることで、栄養補給になり感染症が予防でき、子どもの健康にも良い影響を及ぼすことが多いのです。 ですので、安全な水が手に入り、ミルクがそれほど高くなく、食べ物も豊富な日本では当てはまらないこともあるでしょう。 だからといって2歳以上は母乳を与えてはいけない、母乳を与える必要はないというわけではありません。 母乳を与え続けるかどうかは親が決めてOK、子どもが欲しがるようで親が与えたいと思えば与えてもいいのです。 「そうは言われても・・・」と色々気になることがあるというのもわかります。 次に、母乳を長く与えることによる影響についてお話しましょう。 母乳を長く与えることによる心配事 卒乳に関しては、様々な言葉をかけられるお母さんがいるようです。 「いつまで母乳をあげているの」「いつまでも母乳をあげていると虫歯になるよ」「将来自立できないよ」など、親や専門家、ママ友など色々な人に色々なことを言われて、早く卒乳したほうがいいのかと悩むお母さんがいらっしゃいます。 母乳を長く与えることでよく言われる心配ごとは、「虫歯になる」「甘やかしではないか」「自立できないのではないか」といったことです。 これらについて、本当のところどうなのかをお話しましょう。 虫歯なるという心配 「母乳を与えていると虫歯になる」と言われ、歯には良くないのではないかと心配する方が多いですね。 母乳を与えていること自体が虫歯の原因になるわけではなく、歯の表面についている汚れが良くないのです。 一般的に眠っている間は、唾液の分泌が減るといわれています。 1歳未満は眠っている間も唾液が出ている状態が多く、1歳以上になってくると睡眠中は唾液が減ってくるのです。 唾液は、口の中をきれいにする作用がありますので、起きているときは母乳を飲んでいても洗い流してくれるのです。…

卒乳後の夜泣きに備えて生後10ヶ月のときにできること

親にとって夜泣きはつらいものですね。 卒乳後に夜泣きをする赤ちゃんやしない赤ちゃんなど色々です。 卒乳は赤ちゃんが決めるものですのでいつしてもいいのですが、1歳から1歳半頃を目指して計画的に卒乳する方も多いようです。 1歳頃の卒乳に向けて、生後10ヶ月頃から準備を進めておきたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。 卒乳前に、夜泣きに備えた対策を試してみませんか。 ここでは、夜泣きしないように前もって準備できること、実際に卒乳後夜泣きをしたときの対処方法などをお伝えします。 夜泣きとは? まず、「夜泣き」とは何かをお話しましょう。 夜泣きとは、原因のわからない赤ちゃんの泣きを指します。 「おむつを替えてほしい」「お腹が空いた」「暑い」「寒い」など、赤ちゃんは様々な自分の要求を泣きで表現します。 身体の不快感だけではなく、「おかあさん、あそんでー」「さびしいよ」ということでも泣きます。 本来、原因がわかっている泣きは夜泣きとはいいませんが、最近では「夜に泣く泣き」も夜泣きとして語られていることがあります。 卒乳後の夜泣きに備えて生後10ヶ月でできること 卒乳前に夜泣きに備えてできることをご紹介します。 すべてを実行する必要はありませんが、赤ちゃんに合う方法を探るアイデアとして参考にしてくださいね。 生活全体を見直す 赤ちゃんが朝に起きる時間や昼寝の回数、食事、遊び、寝る時間などの日々の生活を見直してみましょう。 朝は、起きたら日光を浴びるといいですね。 朝に日の光を浴びさせると、その15時間前後にメラトニンが分泌されて眠気を誘うといわれています。 朝の起きる時間を再確認してみましょう。 体調や天気にもよりますが、外遊びを増やしてみることも一つの対策です。 昼寝は午後3時頃までに終わらせると、夜の眠りを邪魔しないでしょう。 卒乳に向けて、授乳時間や回数を調節するよりも先に生活習慣全体を見直すといいですね。 入眠儀式を作る 寝るときに母乳を飲んでいる赤ちゃんも多いことでしょう。 しかし、卒乳すると寝かしつけの母乳があげられなくなりますので、大泣きするかもしれません。 眠るときの儀式として、母乳以外の何かを探してみましょう。 例えば、次のような儀式を試してみてください。 絵本を読む 歌を歌う…

授乳中の胸が張る!どうやってマッサージしたらいい?

授乳期間中に思いがけず胸が張ってしまうことがありますね。 いつもの胸の張りと違うと、「どうしよう!」と不安になることでしょう。 授乳中の胸の張りには、いくつかの原因とそれに応じた対処方法があります。 その対処方法の中でも乳房のマッサージはどうしたら良いのかお話します。 産後3日前後の胸の張り 産後一番初めに胸の張りを感じるのは、おそらく産後3日前後でしょう。 症状 産後3前後の乳房の張りは、乳房がホルモンに反応して母乳を作って分泌の準備をしているときに起こり、だいたい数日でおさまります。 マッサージ 産後間もなくのマッサージは行ってもいいのですが、痛みを伴うこともあるため自分ではマッサージを行うのが難しいことが多いのです。 例えば、乳房が石のように硬くなり痛くなる場合には、肋骨に張り付くような感じになります。 そのようなときには、乳房を前後左右に少しずつ動かしてみましょう。 乳房が石のように硬いときには、乳輪部や乳頭部も硬く痛い場合が多いため、乳頭と乳輪部もつまんだり乳輪部を押したりしてほぐすといいですね。 この時期は、まだ入院していることが多いため、助産師にどうやってマッサージするのかを教えてもらうと良いと思います。 また、痛いことは自分ではできないので、助産師にマッサージをお願いしてみてくださいね。 母乳がたまっているときの胸の張り 母乳がたまってしまい乳房が張ることもあります。 症状 母乳がある程度出るようになってから胸が張る場合は、母乳が溜まっていることによる張りかもしれません。 飲み残しや乳腺がつまりかけている可能性がありますので、注意が必要です。 赤ちゃんが母乳を飲み残していてただたまっているだけだと、乳房全体が張って重いと感じることも多いです。 乳腺がつまりかけている場合は、その腺につながっている場所が張って硬くなっていたり痛かったりします。 マッサージ 母乳が溜まっているだけならば、乳房を前後左右に動かしながら搾乳すると良いでしょう。 乳腺がつまりかけていて、乳房の張りがある場所に限局している場合は、そこを押さえたり乳頭の方へしごいたりしてマッサージしてみましょう。 その後に抱き方を変えて授乳してみてくださいね。 乳腺炎のときの胸の張り 乳腺炎のときには、胸の張りを強く感じることが多いです。 症状 化膿性の乳腺炎になったときには、乳房が赤く腫れたりしこりになったりして痛みを伴うことが多いです。…

産後のバストダウンの原因と対処法

産後、気づいたら「バストのボリュームが減って、ハリがなくなってしまった」、「バストの位置が下がってしまった」など、バストダウンに悩む方は多いのではないでしょうか。 私自身も出産の度にバストダウンを経験し、産後に慌てて対処法を調べ、いろいろ試した経験があります。産後のバストダウンはどうして起こるのでしょうか。有効な対処法はあるのでしょうか? 今回は産後のバストダウン対策としておすすめの方法を紹介していきたいと思います。 産後のバストダウンは加齢と出産によるバストの変化から 産後にバストダウンしてしまうのは、加齢によるバストの変化と、出産前後でのバストの変化でかかるストレスが原因です。加齢によるホルモンバランスの変化で「脂肪が増えること」、加齢による変化や出産前後でストレスがかかる「クーパー靭帯や皮膚の伸び」によってバストダウンは起こります。 バストダウンの原因は脂肪の増加と、クーパー靭帯・皮膚の伸び 私自身、三人の子どもの卒乳の度にしぼんでいくバストを経験しています。一人目、二人目まではバスト全体のボリュームが少し減るぐらいでしたが、40代を目前にした三人目の卒乳後、ブラジャーのカップの上部分がカパカパになってしまうくらい、バスト上部のボリュームがなくなり、全体的にバストが下がるという悲しい状態となりました。 下着メーカーの調査では、バストの位置とハリが「見た目年齢」に大きく影響し、下がっているバストに対して、位置が高く、上部にハリがあるバストは、平均で4.1歳若く見えるという結果も示されています。1) 加齢による脂肪の増加 加齢によってホルモンバランスが変化し、脂肪が増えます。バストを構成している乳腺と脂肪の割合も変わり、乳腺よりも脂肪が多くなってバストがやわらかくなり、張り感が失われます。 クーパー靭帯の伸び クーパー靭帯とは主にコラーゲンでできている組織で、バストを構成している乳腺や脂肪組織が丸いバストの形を保つように網目のようにバストの中に存在して組織間を支えています。クーパー靭帯自体が、加齢とともに弾力がなくなって緩んで伸びるとともに、バストの重さや揺れなどの刺激を受け続けることでクーパー靭帯は徐々に伸びていきます。 また、出産後はバストに母乳が蓄えられて大きく重くなり、クーパー靭帯にストレスがかかって伸びやすくなるのです。クーパー靭帯は一度伸びると縮むことはないため、バストの形を保つことができずに、バスト全体が下垂して外に流れるという変化が起こります。 皮膚の伸び 加齢による変化で皮膚の弾力性と柔軟性がなくなり、バストを支える力が弱くなります。 産後のバストダウンを防ぐには バストダウンしてしまったら元に戻ることはないので、バストダウンを防ぐための対策が必要と言えます。 私もバストダウンした後にいろいろ試しましたが、元に戻すことは叶わなかったのでバストダウンさせないことが大切だと感じました。 下着メーカーの研究では加齢による体型の変化が少ない女性は「美しい姿勢と活動的な生活」、「バランスの良い食事」、「身体に合った下着をつける」ことを意識して行動している2)という報告が得られています。 美しい姿勢と活動的な生活 上半身を支えている筋肉は、体幹の筋肉である腹筋と背筋、それから上半身で大きな面積を占め、バストの土台ともなっている大胸筋などがあげられます。 バストアップと聞くと、「上半身の筋肉の筋トレをすればいいんでしょ?」と考えてしまいがちですが、毎日の生活の中で姿勢を正しく保ち、活動的に過ごすということがバストダウンを防ぐことにつながります。 もちろん普段の生活プラス筋トレを行うのも悪くありません。ですが、まずは「お腹に力を入れて背中を伸ばし、肩を開く」という姿勢を意識してみましょう。 普段、上半身が丸くなって重力に負けてしまいがちだと、背中を伸ばした姿勢をとるだけでも辛いと感じると思います。上半身の筋肉を使う美しい姿勢で歩く時間、趣味や家事など、身体を動かして活動する時間を増やしてみましょう。 良く動いて身体が軽くなると、自分に自信がついて胸を張った姿勢をとることが気持ちよくなります。前向きな気持ちが美しい姿勢をとることにもつながるので、「姿勢を正す」、「運動する」など、自分ができるところから始めてみるのがおすすめです。 バランスの良い食事 「毎日同じ時間に規則正しく食事をとり、栄養バランスのとれた食事を行うこと」と聞くと当たり前のように感じますが、身体の中から加齢による変化を進めてしまわないためには、バランスよく栄養をとって健康な身体をつくることが大切です。活動的に動くための活力ともなりますね。 身体に合った下着をつける 妊娠時や授乳時は、しめつけ感や息苦しさなども敏感に感じてしまうので、ついつい楽な下着を選んでしまいがちです。妊娠時や授乳時はバストの大きさや重さが大きく変化する時期です。 バストの大きさや重さのストレスでクーパー靭帯や皮膚が伸び、バストダウンにつながるので、バストを支え、バストの形を保つ機能のある下着を選びましょう。…

離乳食中の卒乳のタイミングはいつ?

赤ちゃんの離乳食が進むと、そろそろ卒乳のタイミングはいつ頃がいいのかな考える方も多いかもしれませんね。 離乳食と卒乳の関係はどうなっているのか疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。 ここでは、基本的な離乳食と母乳・ミルクの割合、卒乳を考える目安、ミルクが必要な卒乳時期、卒乳にいいタイミングなどについてお話しましょう。 基本的な離乳食の進め方 赤ちゃんが生後5−6ヶ月になって、「よだれがよく出ている」「支えると座ることができる」「首が座っている」「食べ物に興味を示す」といった条件が整うと、離乳食の開始の合図です。 基本的な離乳食は、下の表のように進みます。 月齢 離乳食の時期 食事の回数 母乳・ミルクの割合 5-6ヶ月 ゴックン期(口を閉じて飲み込む練習をする時期) 1回 80% 7-8ヶ月 もぐもぐ期(食べ物を潰して飲み込む練習をする時期) 2回 60% 9-11ヶ月 カミカミ期(奥の歯茎で食べ物を噛む練習をする時期) 3回 40% 12-18ヶ月 パクパク期(徐々に大人の食事に近くなっていく時期) 3回+おやつ1回 20% 初めの1回の離乳食では、母乳やミルクの割合が80%で、ほとんどの栄養を母乳やミルクから摂っています。 食事の回数が徐々に増え、歯茎などの使い方も高度になっていき、3回食になると母乳・ミルクの割合は40%ほどになり、半分以上は離乳食から栄養を摂るようになります。 12−18ヶ月になると、おやつも食べ、徐々に大人の食事に近づいていき、母乳・ミルクの割合が20%ほど、または卒乳になる子どももいます。 このように、離乳食と母乳・ミルクの割合がだんだんと入れ替わっていきます。…

産後のお腹のたるみを改善する本当に簡単な2つの方法

産後、たるんでしまったお腹にショックを受けた人は多いのではないでしょうか? 妊娠中にお腹の皮膚が伸びてしまうので、産後はどうしてもお腹がたるんでしまいます。お腹のたるみ対策というと、腹筋やマッサージ、骨盤矯正などが思い浮かびますが忙しい育児中に腹筋などのエクササイズをやるのは難しいですよね。 そうでなくても、産後は夜中に授乳したり、寝ない赤ちゃんを抱っこし続けたりして疲れているので、エクササイズを無理にやると体調を崩してしまいます。 今回は、忙しい育児中でも本当に簡単にできるお腹のたるみ対策をご紹介します。エクササイズもマッサージも続かないズボラな私でも続けられた方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 産後のお腹がたるむ原因 産後にお腹がたるんでしまうのは、皮膚が伸びてしまったからです。妊娠中は10カ月かけて子宮が大きくなり、お腹の皮膚も一緒に伸びてしまいます。でも、出産するとパンパンだったお腹の皮膚がしぼんで、伸びた分の皮膚がたるんでしまうのです。 また、妊娠中に筋肉が衰えてしまっているので、内臓が下がってお腹のたるみができたり、脂肪がつきやすくなったりしてしまいます。 私の産後のお腹は残念な見た目でした。子宮が元の大きさに戻るには1カ月かかるといわれているので、産後1カ月はお腹がたるんでいるのは自然なことです。なので、産後2か月以降は妊娠前のお腹に戻ると固く信じていたのですが、産後2か月を過ぎても私のお腹はポッコリしてたるんでいました・・・。 ポヨンとたるんでいたのがショックで、「どうにかしなきゃ!」と思ったのですが、元々ずぼらな私が忙しい育児中に腹筋などのエクササイズやマッサージなどを続けられるはずはないと思ったので、産後のお腹のたるみを改善するために本当に簡単にできる方法だけを実践しました。私が実際にやってみた産後のお腹のたるみ対策をご紹介します! お腹のたるみを改善する方法 産後のお腹のたるみ対策【保湿】 産後1カ月は出産での体のダメージを癒すために大事な時期です。お腹のたるみは気になるところですが、赤ちゃんのお世話以外は最低限の日常生活を送りましょう。私は産後2カ月ころまで驚くほど体調が悪くて、毎日暮らすだけで精いっぱいでした。なので、私がお腹のたるみ対策をし始めたのは産後3カ月ころからです。本当は産後2カ月ころから始めたほうがいいそうなので、体調がいい場合は早めに始めましょう。 私がまずやったお腹のたるみ対策は「保湿」です。皮膚が伸びてたるんだ状態を改善するには、肌のターンオーバーを促す必要があります。肌が乾燥していると肌のターンオーバー機能がうまく働かないので、たるんだ肌も戻りにくくなるのです。 保湿は妊娠中に使っていた妊娠予防クリームでもいいですが、私は馬油を使っていました。馬油は全身に使えて、赤ちゃんが口に入れてしまっても安全な成分です。産院では乳首保護にも使えるといわれていたので、授乳中に乳首に傷がついて痛くなってしまったときにも使えます。産後はお腹だけでなく、胸もしぼんでたるんでしまうので、お腹と胸のたるみ対策にも使っていました。お腹を保湿するだけなら、赤ちゃんが寝ている時間などにさっと無理なくできますよ。 薬師堂 尊馬油 ソンバーユ 70mL ※お一人様10個限り 楽天で購入 お腹のたるみ対策【バランスボール】 肌のターンオーバーのために「保湿」も大事ですが、妊娠中に衰えてしまった腹筋を少しでも鍛えないとお腹に脂肪がつきやすくなって、たるみがなかなか取れない状態になってしまいます。といっても、腹筋をするのは大変です。 私は出産後、なぜかお腹に力を入れることができなくて腹筋ができませんでした。腹筋ができなかったという理由と、ズボラなので毎日エクササイズを続けられないと思ったので、「楽に腹筋を鍛えられる方法はないだろうか?」と真剣に探しました。そして見つけたのが「バランスボール」です。 バランスボールは、座るだけで体幹を鍛えることができるエクササイズグッズです。腹筋も鍛えられるということで、「楽して腹筋を鍛えたい」と思っていた私は即購入。便利グッズを試してみるのが好きなので、迷わず購入しました。 実際に使ってみると、本当に座っているだけで腹筋が鍛えられるので疲れているときも手軽にエクササイズができます。さらに、赤ちゃんがなかなか泣き止まない時や寝ない時に、赤ちゃんを抱っこしながらバランスボールに乗ると程よい揺れが気持ちいのか赤ちゃんが眠ってくれたので本当に助かりました。腹筋も鍛えられるし、姿勢も良くなるし、買って損はないグッズだなと思います。値段もリーズナブルなモノが売られているので、とてもおすすめです。 【販売数2万個突破!!送料無料バランスボール 45cm・55cm・55cmアンチバースト ( ポンプ&説明書付 )【即納】【 ダイエット器具 バランスボール ヨガボール エクササイズ…

スムーズにできた!2歳での卒乳方法

2歳になると、そろそろ卒乳しようかなと考えるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 周りでも卒乳を終えている子どもが増えているかもしれません。 「1歳と2歳の卒乳方法に違いはあるのかな」「どうやって卒乳を進めればいいのかわからない」「イヤイヤ期もあるから不安」と色々な心配もあることでしょう。 そんなお母さん方に向けて、2歳で行う卒乳方法をご紹介します。 2歳の子ども 2歳頃の子どもは、走ったり手すりを持って階段を登ったりできるようになり、運動面でも色々な動きが出来るようになっています。 また、大きいや小さいがわかるようになったり、「いや」と自分の意思を示したりもできるようになってきます。 1歳と2歳で行う卒乳の違い 一般的に離乳の完了は1歳?1歳半となっています。 1歳では、離乳が完了するかどうかの過渡期に当たる子どももいるでしょう。 2歳では、離乳が完了し1日の栄養は食事から摂れている時期です。 1歳での卒乳 1歳では、1日の授乳回数が5回前後あったり、離乳食も食べるけど母乳も大好きな赤ちゃんが多いものです。 そのような状況で卒乳しようと思うと、計画的な卒乳に向けて授乳回数を減らしていく必要があります。 まだ、母乳を飲みたいと思っている赤ちゃんだと、苦労するかもしれません。 この時期は、離乳の完了に向けての過渡期に当たります。 2歳での卒乳 2歳になっている場合は、離乳が完了していることが多いと思われます。 また、食事にも慣れて、運動面でもよく動けるようになっていることから、よく食べるようになっている頃です。 よく食べていると、授乳の回数が1-2回になっているなどずいぶん減っている可能性があります。 そこで卒乳すると、回数が少ない分乳房はホルモンに反応しづらくなり、母乳はたくさん作られなくなりますので、スムーズに卒乳を進められるでしょう。 搾乳や特別なマッサージが必要になることも少ないと考えられます。 具体的な卒乳方法 無理をせず、親子の負担にならない基本的な卒乳方法は、いつの時期も変わりません。 子どもに卒乳について話す まずは、子どもに「なぜ、いつ、卒乳をするのか」「授乳回数を減らしていくこと」などを話しておきましょう。 何の前触れもなしに、いきなり卒乳されるとびっくりしたり、抵抗したりするかもしれません。 でも、話をしたときに「いや」と言われたり、抵抗されたりする場合はどうしたらよいのでしょうか。 その場合は、できるところまで授乳の回数を減らしていき、様子を見てみましょう。 好きな遊びをしたり外で遊ぶ機会を作ったりしてみるといいですね。…