卒乳でしこりができた!どうケアしたらいい?

卒乳は授乳中のお母さん方が気になることのひとつですね。 「卒乳のときにしこりができるということも聞くし、卒乳ってちょっと不安・・・」と感じている方も多いでしょう。 卒乳のときのしこりは、できる人とできない人がいます。 ここでは、卒乳のしこりの要因はどんなことが考えられるのか、卒乳のときに乳房にしこりができた場合の対処方方法についてお伝えします。 ぜひ、参考にしてくださいね。 卒乳のしこりの要因 卒乳のときにできる乳房のしこりはどんなことが要因となっているのかお話しましょう。 母乳の出かたによる 卒乳のときに、どれだけの母乳が出ているかにもよります。 たくさんの母乳が作られている時期で、赤ちゃんも1日に何度もたっぷりと飲んでいる状態で卒乳すると、しこりもできやすいと言えます。 卒乳時期による 母乳の出かたにも関連していますが、赤ちゃんが生後何ヶ月なのかにもよります。 生後半年未満、1年未満、1年以上、2年以上などそのときで、母乳を飲む回数や量が違ってくるからです。 母乳を飲む回数や量が多い時期だと、しこりができやすいです。 搾乳できるかどうかにもよる 搾乳が必要なときに搾乳ができるかどうかにもよります。 時間的な要素もあり、手技的な要素もあります。 どういうことかといいますと、あまりにも乳房が張ってきているけれど、時間がなくてなかなか搾乳できない、または搾乳をしたことがなく、どうすればよいのかわからなかったりやり方を知っていてもうまく絞り出せていなかったりすることがあります。 このようなときは、しこりができやすい状態です。 赤ちゃんの納得度にもよる 純粋な卒乳は、赤ちゃんが自然に母乳を飲まなくなることをいいますが、計画的に卒乳を進めていく場合、「いざもう母乳は終わり」となったときに、赤ちゃんが母乳を欲しがって乳房に触ったり吸ったりすることで、乳頭が刺激を受けてまた母乳を作ってしまうことがあります。 それによってしこりができる場合もあります。 しこりができたときの対処方法 しこりができたときの対処方法についてお伝えしましょう。 これからお話する方法を自分で一通りやってみても良いのですが、あまり無理しないようにしましょう。 気になるときやしこりが改善しないときには、医師の診察を受けたり助産師に相談したりしてください。 搾乳 程よく搾乳することが大切です。 時間をかけて搾ると逆効果になることがあります。 何度か搾乳してみて、しこりが小さくならない、硬さも変わらない、痛みもあるといった場合には、助産師に相談しましょう。…

どうして?対処方法は?授乳中の片方だけの胸の張り

授乳中に胸が張ることはよくありますね。 片方の胸だけが張ってしまって、不安になったという経験をした方もいらっしゃるでしょう。 片方の胸だけが張る原因は色々ありますし、両方全く同じ張りや大きさ、母乳の出かたをするお母さんの方が少ないかかもしれません。 片方だけの乳房が張る原因としては、母乳の飲み残しや乳腺の詰まり、乳房の反応が強い、乳腺炎が挙げられます。 ここでは、一つずつ原因と対処方法についてお話します。 母乳の飲み残し 原因 片方だけの乳房が張るときの原因としてまず考えられるのは、「母乳の飲み残し」です。 赤ちゃんが飲む量よりも多くの母乳が作られて、飲みきれなかった母乳によって乳房が張っていると感じることがあります。 この場合は、特に深刻な状態ではありません。 対処方法 乳房に残っている母乳を出しておく必要がありますので、搾乳をしましょう。 手で搾っても搾乳器を使ってもどちらでも大丈夫です。 次の授乳を待っても乳房がカチカチになることがない場合は、赤ちゃんのペースで母乳を飲んでもらいましょう。 次の授乳まで待てないほど乳房の張りが強い場合は、やはり搾った方が良いですね。 可能なら、授乳時間を長くしたり頻繁に授乳したりすると乳房の張りが良くなることがあります。 乳房の反応が強い 原因 乳首の形状が飲みやすい、母乳がよく出る、長い時間飲むことなどにより、乳房の反応が強くなり、その乳房だけによく張りを感じるという方もいらっしゃいます。 これらは関連していて、飲みやすいから長く飲むと、母乳もそれだけよく出る、また刺激を受けてたくさん母乳を作り、吸い付くとよく出るから長く飲み・・・と相乗効果で片方の乳房が反対側よりも張ったり、よく出たりすることがあります。 そうすると、反対側の乳房はそれほど飲みやすくないので、吸い付く時間が短くなったり、母乳量も程々の量しか出なかったりするのです。 両方の乳房が全く同じ張り方、同じ大きさ、同じ母乳量という方の方が少ないのではないでしょうか。 その意味では、片方の乳房だけが張るということは深刻な問題ではありません。 対処方法 特別な対処をする必要はありません。 でも、片方だけに張りを感じて左右の差が気になる場合は、張りを感じない方の授乳回数や授乳時間を増やすように心がけてみましょう。 赤ちゃんがそれほど吸い付いてくれない場合は、授乳が終わったら搾乳器や自分の指で乳頭を刺激しておくとよいでしょう。 搾乳の手技と同じです。 乳頭の刺激があればあるほど、母乳に関するホルモンが分泌されて、乳房が母乳を作るように反応していきます。 乳腺がつまりかけている…

卒乳方法と夜泣きは関係ある?

周りの同じ年齢の赤ちゃんが卒乳したと聞くと、「うちもそろそろ卒乳しようかな」と考えている方や、「夜にぐっすり眠りたい」と思って卒乳を考える方もいらっしゃるでしょう。 でも、卒乳すると夜に目が覚めたときにどうやって寝かしつけようか、夜泣きが始まるでのはないかと、不安に思う方も多いかもしれませんね。 ここでは、卒乳方法と夜泣きの関係や夜泣き対策のお話をしますので、ぜひ参考にしてくださいね。 卒乳方法と夜泣きは関係あるのか? 夜に親子ともぐっすりと寝られる日を願って、卒乳を考える方も多いのではないでしょうか。 卒乳と夜泣きについては、たくさんの多様な体験談があります。 卒乳の方法と夜泣きについてどんなことが語られているのか整理してみましょう。 卒乳のパターン 一般的に下記の事柄について語られることが多いです。 卒乳後の夜泣き 一つずつ見ていきましょう。 卒乳後の夜泣き 「卒乳すると夜泣きがなくなる」「卒乳すると夜はぐっすりと寝る」といわれることがあります。 これまで夜泣きしていた子どもが、卒乳を機にだんだんと夜泣きがおさまってきたということです。 でも、反対に卒乳すると夜泣きが始まることもあるようですし、これまでと変わらない赤ちゃんもいるようです。 添い乳をやめた後の夜泣き 「夜に添い乳をやめたら楽だよ」と話されることも多く、寝ながら授乳をすることをやめたら、夜泣きはなくなるともいわれているようです。 添い乳をやめると、夜は授乳がなくなったという方と、泣いて大変だったという方がいらっしゃいます。 夜間の授乳をやめた後の夜泣き 夜間の授乳をやめたときの夜泣きが語られることもあります。 夜間の授乳は、添い乳も含まれますが、必ずしも添い乳だけではない場合があります。 これまでは夜に授乳するとそのまま寝ていた子どもが、夜の授乳をやめると乳房を吸うことができないので、再び寝付けなくなることがあります。 この場合は、もしかしたら「おっぱいが欲しいという泣き」かもしれません。 本当のところ、卒乳と夜泣きの関係はどうなのでしょうか。 様々な体験を整理してみると、どのパターンの卒乳にしても夜泣きがある場合と夜泣きがなくなる場合があるようです。 結局、個人差があり赤ちゃんによって違うということなのです。 やってみないとわからないのですね。 夜泣き 夜泣きとは、原因がわからない泣きことで、おむつや授乳などの原因がわかっている場合は、夜泣きとはいわないのです。 広く体験談を見たり聞いたりしていると、夜に泣くから「夜泣き」として話されていることもありますし、「おっぱいが欲しいという泣き」も「夜泣き」としている場合があります。…

ミルクのからの卒乳のタイミング

小さかった赤ちゃんが、よく食べて成長してくると卒乳のことが気になってきますね。 ミルクで育っている赤ちゃんの場合は、卒乳のタイミングや進め方はどうしたらいいのだろうと疑問に思っている方もいらっしゃると思います。 完全にミルクで育っている赤ちゃんの卒乳の前には、チェック項目があります。 ここでは、ミルクからの卒乳のタイミング、進め方、チェック項目、考えられる困難なことを中心にお話しましょう。 ミルクからの卒乳のタイミング ミルクから卒乳を考えるときに、どのタイミングが良いのか迷いますね。 基本的には、母乳と同じように赤ちゃんが自然にミルクを欲しがらなくなって、飲まなくなる時期が良いタイミングと言えるでしょう。 ですが、そのタイミングはいつか来るかわかりません。 また、お母さんの卒乳のタイミングとは合わないかもしれませんね。 どうしても卒乳に向けて進んでいかなければならないときのチェック項目や、進め方を説明します。 卒乳前のチェック項目 卒乳を考える前に、下記の事柄に問題がないかどうか確認しましょう。 成長発育に問題はないか。 離乳完了時期になっているか。(離乳の完了時期は1歳から1歳半頃) 哺乳瓶以外のものから水分を摂ることができているか。 乳幼児健診で成長発育に問題がないのが確認されていて、離乳食も順調に進みよく食べていて、ストローマグなどから水分を取ることができているようであれば、ミルクからの卒乳を進めても大丈夫でしょう。 1歳から1歳半の離乳完了の時期になっていることが望ましいですね。 他に気になることがあれば、医師や助産師に相談しましょう。 ミルクからの卒乳の方法 ミルクからの卒乳の具体的な方法をご紹介しましょう。 基本的には母乳のときと同じで、授乳の回数を減らしていきます。 母乳からの卒乳するときとの違いは、母乳からの卒乳の場合は、母乳をやめてもミルクで栄養を補給する場合がある(月齢が低い場合など)のに対して、ミルクからの卒乳では食事で必要な栄養を補給する必要があることです。 ミルクの回数を減らす まずは、ミルクを飲む回数をだんだん減らしていきましょう。 2、3日に1回ずつ減らしていき、1日に1回の授乳になった時に、ミルクをお茶や牛乳に変えてみましょう。 牛乳は1歳を過ぎていれば与えても大丈夫ですが、1歳未満の場合はまだ腸の消化吸収が未熟なので与えないでください。 哺乳瓶見せないようにする 哺乳瓶を見ると哺乳瓶のことを思い出して、ミルクが欲しくなるかもしれません。 「哺乳瓶にバイバイしよう」と言って、哺乳瓶はしまってください。 水分補給は哺乳瓶以外でする…

ハリとツヤのある私のFカップバストが卒乳後に…

バストの形や大きさが変化してお悩みではありませんか? 女性の体は妊娠、出産、そして授乳期を経て大きく変化していきます。特に胸に関しては、垂れる、形が崩れる、デコルテが痩せてしまう、など色々なお悩みがあると思います。 しかし、いつまでも美しく在りたいと願う女性は多いはずです。時を経て変化を続けていくバストとの正しい付き合い方とは? 完全母乳から断乳後、突然のバストダウン 私は元々Fカップほどあり、洋服を選ぶ際は、太って見えないようにするなど気を使っていました。しかし、着る洋服のサイズや形は慎重に選んでいても、下着については大体のサイズで合わせて適当に着けていました。Fカップのブラは実際少ないです…。 そのため、横からはみ出してしまう、すぐにズレてしまうなど、フィットしていない感覚がありました。それでも、その時はあまり気に留めていませんでした。 そんな思春期のころからコンプレックスだった胸に、妊娠と出産を経て、また新たな悩みが出てきたのです。 私は20代半ばで初めての妊娠、出産をしました。 妊娠中には胸が張り、太ってしまったこともあり、Fカップバストはさらにサイズアップしました。 張りが強く、下着の締め付けが苦しくなってきたのでファストファッションブランドでノンワイヤーのゆるいブラジャーを探し、妊娠期間中から産後の授乳期まで身に着けていました。 出産直後は外出することも少なく、ひどい時には下着を身に着けないときもあったほどでした。 子供は完全母乳で育てていたので、当時はいかに楽に授乳できるか、ということばかりを考えていました。 そして、出産から1年後に断乳することに決め、その後1ヶ月程で全く授乳が必要なくなりました。 授乳のつらさから解放され喜んだのはつかの間でした。 断乳後の胸の状態はとても悲惨なものでした。胸自体がしぼんで垂れてしまっているうえに、デコルテ部分がげっそりと痩せてしまい、とても貧相になってしまいました。 元々はFカップのハリとツヤのあったバストだっただけにショックも大きかったです。 なぜ、胸は垂れてしまうの? 断乳後にいきなり胸がしぼんで、形が崩れてしまったのはなぜでしょうか。その原因は妊娠期間から断乳するまでの体の変化や生活習慣にありました。 4つの原因 胸がサイズアップし、皮膚が伸びた 乳腺が元に戻りしぼんだ 授乳時の体勢 サイズの合わない下着を着けていた 女性の体は妊娠すると、出産後の授乳に備えて乳腺が急激に発達します。 そのため、胸が張り、サイズがアップすることがありますが、授乳を終えると乳腺は元に戻ってしまい、サイズアップした時に伸ばされた皮膚だけが残ってしまいます。 授乳期の胸へのダメージも原因のひとつです。授乳する際に、赤ちゃんに下向きに引っ張られることや、添い寝をしながら行うことで、形が崩れてしまいます。 また、サイズの合わない下着を付ける、下着を身に着けていないということで、クーパー靭帯と呼ばれる乳房を支える組織が伸びてしまいます。その結果、胸が垂れてしまうのです。 補正下着で体形のお悩み解消 垂れてしまった胸を元に戻すことはできるのでしょうか。マッサージや筋トレといったボディメイクも効果的ですが、子育てに忙しいママには継続して行うのはハードルが高そうです。できるだけ時間をとらず、手軽にできるものはないものか。 そこで、おすすめなのが補正下着です。補正下着とは、年齢と共に変化する女性の体をサポートしてくれるものです。…

1歳で卒乳しなきゃだめ?卒乳の良いタイミング

赤ちゃんが1歳の誕生日を迎える頃になると、周りの人からも「もう卒乳した?」「まだ母乳を飲んでるの?」などと聞かれる機会も増えているかもしれません。 そろそろ卒乳しないといけないのかなと思っていても、どのタイミングで卒乳すればいいのかわからない方や、まだ卒乳したくないと考えている人も多いと思います。 ここでは、1歳になったら卒乳するべきなのか、卒乳の良いタイミングとはいつなのか、1歳以上になっても卒乳しないことによる悪影響があるのか、良い影響は何かということについてお話しましょう 1歳で卒乳しなくてもOK 結論からいうと、1歳になったからといって卒乳しなくても大丈夫です。 なぜかというと、様々な意見がありますのでご紹介しましょう。 WHOやUNICEF意見 WHO(世界保健機構)ややUNICEF(国際機構児童基金)では、「2歳まで母乳を与えましょう。2歳以上でも欲しがるなら与えましょう。2歳上になっていても母乳を与えても問題ありません」という声明を出しています。 これは、安全な水がなく、ミルクが高い、栄養のある食べ物も豊富ではない地域や国のことも踏まえての声明です。 日本の状況には当てはまらないこともありますが、このような国では母乳を長く与えることが、栄養補給になり感染症を予防し、子どもの健康にも良い影響を及ぼすことが多いと考えられています。 安全な水が手に入ったり、ミルクが安価な国では、2歳以上は母乳を与えてはいけない、母乳を与える必要はないというわけではありません。 母乳を与え続けるかどうかは親が決めてOK、子どもが欲しがるようで親が与えたいと思えば与えてもいいということです。 日本の意見 日本では、母子手帳から2002年に「断乳」という言葉がなくなりました。 1歳になっても母乳をやめる必要はないという流れになっています。 今では、1歳児健診でも「断乳」の指導があまりされなくなっているのです。 赤ちゃんが母乳を欲しがるようであれば与え、無理にやめなくても良いという風潮になっています。 これは、一般的にあまり知られていないかもしれませんが、母乳の良さが再確認され、母乳栄養を推進していこうという流れに沿った結果だと思います。 卒乳の良いタイミング 一番自然で良い卒乳のタイミングとしては、赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなり、飲まなくなる時期です。 赤ちゃんにとって、無理なく母乳を卒業できるタイミングです。 それが、1歳のときなのか、2歳なのか、3歳なのかはわかりません。 もしかしたら、1歳未満ということもあるかもしれません。 純粋な卒乳というと、赤ちゃんがもういいと思うまでなのです。 でも、赤ちゃんにとってその時期が良くても、お母さんには合わないこともあるかもしれません。 事情があって、卒乳する方向に進めていかなければならない方もいらっしゃるでしょう。 そのときには、それとなく授乳回数を減らしていってください。 赤ちゃんがそれに応じて、無理なく母乳を飲む回数が減りって欲しがらなくなれば、ちょうどよい時期だったのかもしれません。 実際の卒乳のタイミングで多いのは? 実際に卒乳(断乳も含めて)する時期で多いのは、1歳から1歳半頃です。…

いつ?どうするの?混合栄養の卒乳のタイミング

離乳食も進み、成長してくると卒乳という言葉が気になりますね。 母乳だけで育っている赤ちゃんの卒乳に関しては、たくさんの情報がありますが、混合栄養の赤ちゃんの卒乳については、あまり見かけないのではないでしょうか。 基本的なことはあまり変わらないのですが、タイミングを見計らう必要がありますので、ご紹介しましょう。 合わせて、混合栄養の場合の卒乳方法についてもお話します。 ぜひ参考にしてくださいね。 混合栄養の卒乳の良いタイミング 混合栄養のときの卒乳には、次のようなタイミングを見計らう必要があります。 1歳を過ぎていること。 離乳食が進み、よく食べていること。 健康や発育に問題ないこと。 これらのことがクリアになっているようなら卒乳しても良いでしょう。 なぜ、このことが大切なのかを説明しましょう。 1歳を過ぎていること 離乳食が順調に進んでいると、1歳頃には食事から80%、ミルクや母乳から20%の栄養を摂っているとされています。 ほとんどの栄養は食事ですので、この時期にミルクや母乳をやめたとしても栄養的には問題ないのです。 離乳食が進み、よく食べていること 離乳が完了する時期が1歳から1歳半とされています。 この頃は、歯茎で噛みつぶせる硬さのものが食べられる時期です。 1歳未満の赤ちゃんや、離乳食の進み方が遅い場合やあまり食べない場合は、1歳を過ぎていても栄養が足りなくなる可能性がありますので、卒乳の時期を考え直すと良いでしょう。 健康や発育に問題がないこと もし、乳幼児健診で医師から指摘されている問題がある場合、卒乳はどうするかを確認するといいですね。 食事で積極的に与えるものなどの栄養指導があるかもしれません。 これらの他に、授乳よりも楽しい遊びがあることも大切です。 赤ちゃんが好きな遊びやおもちゃがあり、夢中になって遊ぶことができるようになると、ミルクや母乳を飲む機会が減ってきます。 その分、お腹が空いて食事がたくさん食べられ、卒乳がスムーズに進むかもしれませんね。 卒乳の方法 混合栄養の卒乳の方法をお話しましょう。 ルクをなくしていく方法 まずは、ミルクの回数を減らして母乳だけにする方法です。 その後、母乳の回数も減らしていき、最終的に母乳も卒乳します。…

生後10ヶ月で卒乳!フォローアップミルクは必要?

生後10ヶ月頃になると、そろそろ卒乳しようとかと考える方もいらっしゃるかもしれません。 卒乳した場合に、ミルクは続けるのか、それともフォローアップミルクにした方が良いのか、迷ってしまいますね。 ここでは、生後10ヶ月で卒乳する場合の食事の進み具合、ミルクやフォローアップミルクの必要性についてお話します。 ぜひ、参考にしてくださいね。 生後10ヶ月の食事の進み具合とミルクの必要性 生後10ヶ月頃には、離乳食は3回になっていることが多いと思います。 一般的に、離乳が完了するのが1歳から1歳半と言われています。 下の表にまとめたように、生後9−11ヶ月の赤ちゃんでは、1日の離乳食からの栄養はの約60%と言われています。 そのためこのことから、生後10ヶ月に卒乳する場合は、母乳のかわりに40%はミルクから栄養を摂る必要があります。 でも、赤ちゃんによっては、離乳食の進みが具合が良く、量的にもよく食べていて成長や健康に問題ない場合、必ずしもミルクは必要ないかもしれません。 卒乳にあたって、何か心配なことがある場合は、小児科医に相談することをおすすめします。 月齢 食事の回数 食事の割合 母乳・ミルクの割合 5-6ヶ月 1回 20% 80% 7-8ヶ月 2回 40% 60% 9-11ヶ月 3回 60% 40% 12-18ヶ月 3回とおやつ1回 80%…

卒乳後の夜泣きに備えて生後10ヶ月のときにできること

親にとって夜泣きはつらいものですね。 卒乳後に夜泣きをする赤ちゃんやしない赤ちゃんなど色々です。 卒乳は赤ちゃんが決めるものですのでいつしてもいいのですが、1歳から1歳半頃を目指して計画的に卒乳する方も多いようです。 1歳頃の卒乳に向けて、生後10ヶ月頃から準備を進めておきたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。 卒乳前に、夜泣きに備えた対策を試してみませんか。 ここでは、夜泣きしないように前もって準備できること、実際に卒乳後夜泣きをしたときの対処方法などをお伝えします。 夜泣きとは? まず、「夜泣き」とは何かをお話しましょう。 夜泣きとは、原因のわからない赤ちゃんの泣きを指します。 「おむつを替えてほしい」「お腹が空いた」「暑い」「寒い」など、赤ちゃんは様々な自分の要求を泣きで表現します。 身体の不快感だけではなく、「おかあさん、あそんでー」「さびしいよ」ということでも泣きます。 本来、原因がわかっている泣きは夜泣きとはいいませんが、最近では「夜に泣く泣き」も夜泣きとして語られていることがあります。 卒乳後の夜泣きに備えて生後10ヶ月でできること 卒乳前に夜泣きに備えてできることをご紹介します。 すべてを実行する必要はありませんが、赤ちゃんに合う方法を探るアイデアとして参考にしてくださいね。 生活全体を見直す 赤ちゃんが朝に起きる時間や昼寝の回数、食事、遊び、寝る時間などの日々の生活を見直してみましょう。 朝は、起きたら日光を浴びるといいですね。 朝に日の光を浴びさせると、その15時間前後にメラトニンが分泌されて眠気を誘うといわれています。 朝の起きる時間を再確認してみましょう。 体調や天気にもよりますが、外遊びを増やしてみることも一つの対策です。 昼寝は午後3時頃までに終わらせると、夜の眠りを邪魔しないでしょう。 卒乳に向けて、授乳時間や回数を調節するよりも先に生活習慣全体を見直すといいですね。 入眠儀式を作る 寝るときに母乳を飲んでいる赤ちゃんも多いことでしょう。 しかし、卒乳すると寝かしつけの母乳があげられなくなりますので、大泣きするかもしれません。 眠るときの儀式として、母乳以外の何かを探してみましょう。 例えば、次のような儀式を試してみてください。 絵本を読む 歌を歌う…

3歳になってもまだ卒乳していない!悪影響はない?

現在では、子どもが自然に母乳を飲まなくなる卒乳を目指しているお母さんが多くなっています。 子どもが3歳になっいる今も現役で、母乳を与えている方もいらっしゃるでしょう。 でも、まだ卒乳していないとなると少々焦る気持ちもあるかもしれませんね。 これまで子どもも母乳を欲しがり、お母さん側も母乳をやめる理由がなかったかまだ母乳を与えたいと思っていたのですね。 きっと、3歳になっていても母乳をあげていることによる悪い影響があるのかどうかが気になっているのではないでしょうか。 ここでは、3歳など長く母乳を与えることよる影響を中心にお話しましょう。 卒乳とは 「卒乳」とは、赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなって、母乳を飲まなくなることを言います。 「断乳」は、お母さんが母乳を与えるのをやめたいと思って、日を決めて母乳を飲ませるのをやめることです。 2002年から母子健康手帳から「断乳」という言葉が消え、断乳指導が行われることが少なくなってきています。 母乳に関する世界的な見解 WHO(世界保健機構)やUNICEF(国際機構児童基金)では、「2歳までは母乳を与えましょう。2歳以上でも子どもが母乳を欲しがるようなら与えましょう。2歳以上になっていても母乳を与えても問題ありませんよ」ということを言っています。 WHOなどは、世界を見渡し世界に通用する見解を述べる機関ですので、開発途上国の状況もふまえて世界へこのような声明を出しています。 安全な水が手に入らず、ミルクが高い、栄養のある食べ物も豊富ではない地域や国だと、母乳を長く与えることで、栄養補給になり感染症が予防でき、子どもの健康にも良い影響を及ぼすことが多いのです。 ですので、安全な水が手に入り、ミルクがそれほど高くなく、食べ物も豊富な日本では当てはまらないこともあるでしょう。 だからといって2歳以上は母乳を与えてはいけない、母乳を与える必要はないというわけではありません。 母乳を与え続けるかどうかは親が決めてOK、子どもが欲しがるようで親が与えたいと思えば与えてもいいのです。 「そうは言われても・・・」と色々気になることがあるというのもわかります。 次に、母乳を長く与えることによる影響についてお話しましょう。 母乳を長く与えることによる心配事 卒乳に関しては、様々な言葉をかけられるお母さんがいるようです。 「いつまで母乳をあげているの」「いつまでも母乳をあげていると虫歯になるよ」「将来自立できないよ」など、親や専門家、ママ友など色々な人に色々なことを言われて、早く卒乳したほうがいいのかと悩むお母さんがいらっしゃいます。 母乳を長く与えることでよく言われる心配ごとは、「虫歯になる」「甘やかしではないか」「自立できないのではないか」といったことです。 これらについて、本当のところどうなのかをお話しましょう。 虫歯なるという心配 「母乳を与えていると虫歯になる」と言われ、歯には良くないのではないかと心配する方が多いですね。 母乳を与えていること自体が虫歯の原因になるわけではなく、歯の表面についている汚れが良くないのです。 一般的に眠っている間は、唾液の分泌が減るといわれています。 1歳未満は眠っている間も唾液が出ている状態が多く、1歳以上になってくると睡眠中は唾液が減ってくるのです。 唾液は、口の中をきれいにする作用がありますので、起きているときは母乳を飲んでいても洗い流してくれるのです。…