離乳食中の卒乳のタイミングはいつ?
赤ちゃんの離乳食が進むと、そろそろ卒乳のタイミングはいつ頃がいいのかな考える方も多いかもしれませんね。 離乳食と卒乳の関係はどうなっているのか疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。 ここでは、基本的な離乳食と母乳・ミルクの割合、卒乳を考える目安、ミルクが必要な卒乳時期、卒乳にいいタイミングなどについてお話しましょう。 基本的な離乳食の進め方 赤ちゃんが生後5−6ヶ月になって、「よだれがよく出ている」「支えると座ることができる」「首が座っている」「食べ物に興味を示す」といった条件が整うと、離乳食の開始の合図です。 基本的な離乳食は、下の表のように進みます。 月齢 離乳食の時期 食事の回数 母乳・ミルクの割合 5-6ヶ月 ゴックン期(口を閉じて飲み込む練習をする時期) 1回 80% 7-8ヶ月 もぐもぐ期(食べ物を潰して飲み込む練習をする時期) 2回 60% 9-11ヶ月 カミカミ期(奥の歯茎で食べ物を噛む練習をする時期) 3回 40% 12-18ヶ月 パクパク期(徐々に大人の食事に近くなっていく時期) 3回+おやつ1回 20% 初めの1回の離乳食では、母乳やミルクの割合が80%で、ほとんどの栄養を母乳やミルクから摂っています。 食事の回数が徐々に増え、歯茎などの使い方も高度になっていき、3回食になると母乳・ミルクの割合は40%ほどになり、半分以上は離乳食から栄養を摂るようになります。 12−18ヶ月になると、おやつも食べ、徐々に大人の食事に近づいていき、母乳・ミルクの割合が20%ほど、または卒乳になる子どももいます。 このように、離乳食と母乳・ミルクの割合がだんだんと入れ替わっていきます。…