うちの子は卒乳準備OK?簡単なチェック項目と卒乳方法

卒乳と聞くと、何だか構えてしまうかもしれませんね。 「ちゃんとできるかな」「なんか搾乳とかややこしそう」「泣き叫んだらどうしよう」など、色々な不安があることでしょう。 そもそも何歳で卒乳するのがいいのか、特別な方法があるのか、といった素朴な疑問を持つ方も多いと思います。 ここでは、簡単な卒乳方法と卒乳準備状態のチェック項目についてお伝えします。 1. 卒乳準備状態チェック項目 卒乳する準備ができているかどうかのチェック項目を説明します。 純粋な卒乳とは、赤ちゃんが自然に母乳を飲まなくなることですが、計画的に卒乳できるように進めていく方法に焦点を当ててお伝えします。 離乳食の進み具合は順調ですか? 赤ちゃんが1歳以上で、食事もよく食べていれば卒乳しても良いと考えます。 一般的に離乳が完了するのが1歳から1歳半頃と言われています。 離乳食があまり順調でない場合、1歳未満の場合は、まだ十分な栄養が食事から得られないので卒乳はしないほうがいいでしょう。 または、卒乳する場合は、母乳の代わりにミルクを与える必要があります。 9−11ヶ月の赤ちゃんは、1日の栄養のうちおよそ40%を母乳やミルクから、60%を食事から得ていると言われています。 12−18ヶ月の赤ちゃんだと、全体の栄養のうちおよそ20%を母乳やミルクから、80%を食事から得ていると言われています。 順調に離乳食が進んでいる赤ちゃんの割合ですので、これ以下の割合のこともあるかもしません。 1歳以上ですか? 1歳以上で離乳食が順調であれば、上記のことからも卒乳可能な時期になったと考えて良いでしょう。 ただ、1歳では食べるものがまだ限られています。 離乳食の内容と量があまり理想的でない場合は、卒乳するとミルクを与える必要があります。 そうでないと、必要とされる栄養が足りなくなるからです。 最近では、アレルギーを気にするあまりアレルゲンになる食材をあえて与えないという方も増えているようです。 一般的に生もの以外は、少しずつ与え始めても大丈夫です。 小麦や卵、乳製品など、アレルギーを起こしやすいとされているものは、栄養価も高いですね。 自己判断でこれらのものを与えないということはしないほうが良いでしょう。 アレルギーが心配な場合は、医師に相談しましょう。 健康状態は良いですか? 持病があったり、アレルギーや健康に関して心配ごとがあったりする場合は、主治医に卒乳に関して相談しましょう。 そのときに、母乳のかわりにミルクを与える必要があるかどうかも確認し、医師からのアドバイスを参考にして行いましょう。 特に注意事項がない場合は、卒乳を進めても大丈夫です。 2. 簡単な卒乳方法…

みんながやってる卒乳の平均的なタイミングや方法とは?

卒乳と聞くと、「いつ?」「どうやって?」「絶対もうあげられない?」など、疑問がたくさんありますね。 「卒乳」や「断乳」などの言葉もあり、ちょっとしたニュアンスの違いで語られることがあるため、混乱してしてしまう方もいらっしゃるでしょう。 ここでは、卒乳という言葉の使われ方、平均的な卒乳のタイミングや方法など様々な角度から卒乳の理解を深めていこうと思います。 ぜひ参考にして下さいね。 卒乳と断乳の違い まずは、卒乳と断乳という言葉から説明しましょう。 「卒乳」は、赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなり、母乳を飲まなくなることを言います。 母乳だけでなく、哺乳瓶で飲むミルクも含まれることがあります。 「断乳」は、お母さんが母乳を与えるのをやめようと思い、日を決めて母乳を飲ませるのをやめることを言います。 断乳でも哺乳瓶で飲むミルクも含まれることがあります。 授乳回数が減ってきて、ある日から(お母さんの意思で)授乳をしないという「断乳」も母乳を卒業するという意味で「卒乳」と言われていることがあります。 卒乳の形 卒乳の形は色々な方法がありますが、卒乳する方向に誘ってスムーズに卒乳できた場合は、ちょうどその時期だったのかもしれませんね。 部分的な卒乳 夜間だけ、保育園に行っている間だけという形で、ある時間だけ母乳を与えない方法です。 まず夜や昼間だけ卒乳して、徐々に準備を整えるというやり方があります。 計画的卒乳 母乳を与える回数を少しずつ減らしていき、日を決めて母乳を与えないようにする卒乳のことをいいます。 1日の授乳回数が減ってくるので、他に気をそらして卒乳に向けていきます。 赤ちゃんの意向に沿っていないという点では、「断乳」の範囲に入るかもしれませんね。 自然な卒乳 何も計画せずに、赤ちゃんが自然に飲まなくなるまで待つ方法です。 母乳を飲んでいる期間が長期に渡ることもありますが、赤ちゃんに一番負担がない方法です。 これ以外は、厳密な意味で卒乳とは言えないかもしれません。 卒乳のきっかけ 卒乳を考えるにはどのようなきっかけがあるのでしょうか。 よくある卒乳のきっかけをお話します。 突然飲まなくなる 赤ちゃんがある日突然母乳を飲まなくなり(拒否すると言ったほうが近い状態)、泣く泣く卒乳となった方がいらっしゃいます。 理由は不明なことが多く、お母さんの心の準備ができておらず、戸惑うこともあります。…

スムーズにできた!2歳での卒乳方法

2歳になると、そろそろ卒乳しようかなと考えるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 周りでも卒乳を終えている子どもが増えているかもしれません。 「1歳と2歳の卒乳方法に違いはあるのかな」「どうやって卒乳を進めればいいのかわからない」「イヤイヤ期もあるから不安」と色々な心配もあることでしょう。 そんなお母さん方に向けて、2歳で行う卒乳方法をご紹介します。 2歳の子ども 2歳頃の子どもは、走ったり手すりを持って階段を登ったりできるようになり、運動面でも色々な動きが出来るようになっています。 また、大きいや小さいがわかるようになったり、「いや」と自分の意思を示したりもできるようになってきます。 1歳と2歳で行う卒乳の違い 一般的に離乳の完了は1歳?1歳半となっています。 1歳では、離乳が完了するかどうかの過渡期に当たる子どももいるでしょう。 2歳では、離乳が完了し1日の栄養は食事から摂れている時期です。 1歳での卒乳 1歳では、1日の授乳回数が5回前後あったり、離乳食も食べるけど母乳も大好きな赤ちゃんが多いものです。 そのような状況で卒乳しようと思うと、計画的な卒乳に向けて授乳回数を減らしていく必要があります。 まだ、母乳を飲みたいと思っている赤ちゃんだと、苦労するかもしれません。 この時期は、離乳の完了に向けての過渡期に当たります。 2歳での卒乳 2歳になっている場合は、離乳が完了していることが多いと思われます。 また、食事にも慣れて、運動面でもよく動けるようになっていることから、よく食べるようになっている頃です。 よく食べていると、授乳の回数が1-2回になっているなどずいぶん減っている可能性があります。 そこで卒乳すると、回数が少ない分乳房はホルモンに反応しづらくなり、母乳はたくさん作られなくなりますので、スムーズに卒乳を進められるでしょう。 搾乳や特別なマッサージが必要になることも少ないと考えられます。 具体的な卒乳方法 無理をせず、親子の負担にならない基本的な卒乳方法は、いつの時期も変わりません。 子どもに卒乳について話す まずは、子どもに「なぜ、いつ、卒乳をするのか」「授乳回数を減らしていくこと」などを話しておきましょう。 何の前触れもなしに、いきなり卒乳されるとびっくりしたり、抵抗したりするかもしれません。 でも、話をしたときに「いや」と言われたり、抵抗されたりする場合はどうしたらよいのでしょうか。 その場合は、できるところまで授乳の回数を減らしていき、様子を見てみましょう。 好きな遊びをしたり外で遊ぶ機会を作ったりしてみるといいですね。…

離乳食中の卒乳のタイミングはいつ?

赤ちゃんの離乳食が進むと、そろそろ卒乳のタイミングはいつ頃がいいのかな考える方も多いかもしれませんね。 離乳食と卒乳の関係はどうなっているのか疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。 ここでは、基本的な離乳食と母乳・ミルクの割合、卒乳を考える目安、ミルクが必要な卒乳時期、卒乳にいいタイミングなどについてお話しましょう。 基本的な離乳食の進め方 赤ちゃんが生後5−6ヶ月になって、「よだれがよく出ている」「支えると座ることができる」「首が座っている」「食べ物に興味を示す」といった条件が整うと、離乳食の開始の合図です。 基本的な離乳食は、下の表のように進みます。 月齢 離乳食の時期 食事の回数 母乳・ミルクの割合 5-6ヶ月 ゴックン期(口を閉じて飲み込む練習をする時期) 1回 80% 7-8ヶ月 もぐもぐ期(食べ物を潰して飲み込む練習をする時期) 2回 60% 9-11ヶ月 カミカミ期(奥の歯茎で食べ物を噛む練習をする時期) 3回 40% 12-18ヶ月 パクパク期(徐々に大人の食事に近くなっていく時期) 3回+おやつ1回 20% 初めの1回の離乳食では、母乳やミルクの割合が80%で、ほとんどの栄養を母乳やミルクから摂っています。 食事の回数が徐々に増え、歯茎などの使い方も高度になっていき、3回食になると母乳・ミルクの割合は40%ほどになり、半分以上は離乳食から栄養を摂るようになります。 12−18ヶ月になると、おやつも食べ、徐々に大人の食事に近づいていき、母乳・ミルクの割合が20%ほど、または卒乳になる子どももいます。 このように、離乳食と母乳・ミルクの割合がだんだんと入れ替わっていきます。…

卒乳する時期によってはミルクが必要?!卒乳したのになぜ?

卒乳というと、「もう母乳もミルクも不要」だと思ってしまいますよね。 でも、卒乳の時期によっては、母乳を与えないのであればミルクが必要なんです。 「え?どうして?!」と思う方もいらっしゃるでしょう。 卒乳時期がいつだとミルクが必要で、いつだと不要なのでしょうか。 そのことについて、ミルクが必要な理由とミルクの目安量も合わせてお話しましょう。 フォローアップミルクのことも気になる時期と合致しますので、一緒に説明します。 ミルクが必要になるのはいつの卒乳? 卒乳は、赤ちゃんが自然に母乳を飲まなくなることをいいますが、それがいつになるのかはわかりません。 赤ちゃんが突然に母乳を飲まなくなることもありますし、なんとなく授乳回数が減ってきてある日母乳を欲しがらなくなることもあります。 そのときに、まだ離乳が完了していないとミルクが必要になるのです。 一般的に、離乳が完了するのは1歳から1歳半と考えられています。 赤ちゃんの食事に関しては個人差が大きいので、食べる量や食べる回数の他に、体調や成長発達についても考慮する必要があります。 1歳未満だとミルクが必要だと思っておいたほうがいいですね。 ミルクが必要な理由 なぜ離乳が完了していないとミルクが必要なのかというと、赤ちゃんの栄養が足りなくなるかるからなのです。 1歳から1歳半の子どもの食事と母乳・ミルクのバランスは、おおよそ下の表のようになっています。 月齢 食事の回数 母乳・ミルクの割合 5-6ヶ月 1回 80% 7-8ヶ月 2回 60% 9-11ヶ月 3回 40% 12-18ヶ月 3回とおやつ1回…

生後10ヶ月で卒乳!母乳の代わりに牛乳を与えもいい?

1歳を目前に、「そろそろ卒乳のことを考えないと・・・」と思っているお母さんもいらっしゃることでしょう。 生後10ヶ月頃に自然に卒乳したり、お母さんが卒乳に向けて働きかけてすんなり卒乳できたりすることがあります。 そんなとき、「母乳の代わりに牛乳を与えてもいいのかしら」「そもそも離乳食だけではだめなのかしら」と、母乳に代わる何かを与えるのか、与えるとしたら牛乳で良いのかと迷うお母さんは多いです。 ここでは、そんな疑問にお答えします。 生後10ヶ月で卒乳したときの母乳の代わりについてお話していきましょう。 生後10ヶ月の赤ちゃんの離乳食 生後10ヶ月の赤ちゃんは3回食になり、1日の栄養の約60%を食事から、約40%を母乳やミルクから摂っています。 月齢 1日の食事の回数 食事の割合 母乳・ミルクの割合 5-6ヶ月 1回 20% 80% 7-8ヶ月 2回 40% 60% 9-11ヶ月 3回 60% 40% 12-18ヶ月 3回とおやつ1回 80% 20% 次に、この頃の赤ちゃんの胃腸の状態をご説明します。 生後10ヶ月の赤ちゃんの胃腸の状態 この頃の赤ちゃんは、離乳食が順調に進み、離乳が後半から完了期になるにつれて、だんだんと消化能力も高まってきます。…

3歳になった!特別な卒乳方法ってあるの?

最近では、母乳の良さが見直されこともあり、3歳前後でも母乳を与えている方もいらっしゃるでしょう。 3歳になってもまだ卒乳していないなんて恥ずかしいなんて思っていませんか? WHOでは、2歳以上になっても子どもが欲しがるようなら母乳を与えても問題ないとしています。 決して恥ずかしがったり、甘やかしているとは思わないでくださいね。 3歳頃になると、母乳もそれほど多くは作られなくなっていますので、乳房が張らずに卒乳できることも多いのです。 3歳の子どもの卒乳について、具体的な方法や心がけること、うまくいかないときの対処方法なども合わせてお話します。 3歳という時期 3歳といえば、イヤイヤ期が落ち着く子どももいれば、全盛期の子どももいます。 イヤイヤ期でなくなっても、自我の発達が進み、色々なことを自分でやりたくなる頃です。 でも、まだ上手にできないので、かんしゃくを起こしたり中途半端になったりして、自分の行動に満足いかないこともある時期です。 運動面では、片足立ちが2、3秒できたりハサミを使って紙を切ったりできるようになってきますし、自分の要求を話すこともだんだん上手になってきます。 3歳で卒乳するメリットとデメリット 3歳だからといって、特別な卒乳方法があるわけではありません。 ただ、話ができるので、赤ちゃんのときに卒乳するのとは違った状況です。 ここでは、3歳頃に卒乳するメリットとデメリットをお話ししましょう。 メリット 3歳で卒乳するメリットは以下のことが考えられます。 言い聞かせができる 3歳では、言い聞かせて納得すると、うまく卒乳できる可能性があります。 母乳を飲むことに代わる楽しいこと、例えば公園遊びやプール、おやつを食べることなどが体験を通して理解できます。 母乳がなくてもいい時間が増える 保育園や一時保育、幼稚園などの過程外の場所に行く機会も増え、母親と離れる時間が持てる間は、母乳を飲まなくても大丈夫ということが親にも子どもにもわかりやすくなります。 その上で、卒乳に持っていくことができるでしょう。 乳房のケアが不要なことが多い この頃になると母乳を飲む回数がかなり減っていると思われますので、量もそれほどたくさん出ていないことでしょう。 どんどん母乳を作っていない状況では、授乳回数がこれまでより減ってもそれほど乳房が張ったりしこりができたりはしないので、卒乳中や卒乳後のケアが不要になることが多いのです。 デメリット 安心感を得られる行動の一つとして母乳を飲むことが定着している場合は、なかなか卒乳できないことがあります。 具体的な卒乳方法 無理をしない基本的な卒乳方法は、いつの時期も変わりません。…

生後10ヶ月で卒乳したい!理想的な方法は?

生後10ヶ月で卒乳する場合、「卒乳にはちょっと早いかな」「うまく卒乳できるかな」「トラブルが心配」など、不安に感じていると思います。 でも、「育児休暇終了までに卒乳しなければならない」「高齢出産になるから早く次の赤ちゃんがほしい」という方もいらっしゃるでしょう。 卒乳する理由は様々だと思います。 ここでは、生後10ヶ月で卒乳する必要がある方へ向けて、卒乳方法をお伝えします。 理想的な卒乳方法 生後10ヶ月で1日何回くらい母乳を飲んでいるかにもよりますが、理想的なのは、まず徐々に母乳の回数を減らしていくことです。 いきなり母乳の回数をゼロにする方法(断乳)もありますが、赤ちゃんとお母さんの負担が大きくなります。 下記のご紹介する卒乳方法で進める場合でも、乳房は刺激(授乳したり搾ったりすること)しすぎると良くないため、どれくらいの間隔で、どの程度(全部搾るまたは少し圧抜きするなど)搾乳する必要があるのかを、乳房の状態を観察しながら行うのが理想で、助産師に相談、または実際に確認してもらいながらできるといいですね。 卒乳1ヶ月前 まずは、1日5−6回母乳を飲んでいるようなら、2−3日に1回のペースで母乳を飲む回数を減らしていきましょう。 少し余裕を持って、卒乳したい日の1ヶ月ほど前から回数を減らしていくと良いでしょう。 うまくいっても2−3日に1回ペースで行うのが、負担のない方法です。 短期間に母乳の回数を減らすと、母乳が溜まって乳房が痛くなったり、張ったりしやすいからです。 卒乳1週間−10日前 この頃に、1日の母乳回数が1回になっているといいですね。 最後の1回をいつやめるかを決めて、最後はたっぷりと母乳を飲ませてあげてください。 その後は、乳房を触らないようにして乳房を冷やすと効果的です。 そして、しっかりと乳房を支えられるブラジャーを身に着けることをおすすめします。 ゆったりとしたブラジャーをつけ続けると、乳房が揺れて刺激となる可能性もあります。 最後の母乳をやめて1−2日 最後の母乳を与えた後は、できるだけ乳房を触らないようにしましょう。 乳房が張ってきたり痛くなったりしてきたら、少しだけ圧を抜く程度搾りましょう。 圧を抜いただけではまだ乳房が痛い場合は、痛みが和らぐくらいまで搾ってみても良いでしょう。 このときには、乳房の刺激になりますので温めないようにしてくださいね。 圧抜きや搾乳の後は、できれば保冷剤などで冷やしてみてください。 寒い場合は、無理をして冷やす必要はありません。 その後、できるだけ長く搾乳をしなくても良い状態が理想です。 もし、乳房が張ってくるようなら、できるだけ我慢して搾乳してみましょう。 搾乳の間隔が、前に搾った間隔よりも長く開いているのが理想です。 搾乳が3回以上必要な場合、助産師に相談したほうがいいですね。…

卒乳を進めていくときに注意すること

卒乳を進めるとなると、「乳房が張ってこないか」「痛くならないか」「乳腺炎が心配」など様々な不安がありますね。卒乳の時期や離乳食の進み具合なども気になるところでしょう。 ここでは、卒乳を進めていくときの様々な注意点をまとめてみました。 ぜひ、参考にしてくださいね。 周りに惑わされない 周りの子供が卒乳したと聞くと、ついつい「我が子も卒乳しなければ・・・」と焦ってしまいますね。 でも、あまり周りに惑わされないようにしましょう。 これは、卒乳だけでなく子育て全般に言えることです。 子どもには個人差がありますし、親が自分でよく考えて出した結論だと納得がいきますし、後で後悔することが少ないのです。 でも、人の意見や周りに惑わされてしたことは、些細なことでも我が子のことですので心配になって、「本当にあれでよかったのか」と後悔することがあります。 ですから、自分がいつまで母乳を与えたいか、赤ちゃんはいつまで飲みたいのかを考えてみましょう。 仕事を再開する、次の子供がほしいなどの理由があって、卒乳を考える方もいらっしゃると思います。 自分なりの理由がある場合は問題ありません。 でも、周りの子どもが卒乳したからといって、急ぐ必要はないのです。 もし、まだ母乳を与えたいと思っているなら続けても大丈夫です。 赤ちゃんの様子を観察する お母さんと赤ちゃんのタイミングが合うと、卒乳もスムーズに進むでしょう。 お母さんが母乳を与えたいと思っていても赤ちゃんが卒乳し、お母さんがあっけにとられるということがあります。 でも、反対にお母さんが卒乳したくてもまだまだ母乳を飲みたいと思う赤ちゃんもいるかもしれません。 卒乳を進めるときに、あまり赤ちゃんに無理強いせずにできるといいですね。 1歳以下はミルクが必要かも? 「赤ちゃんが1歳以下」「赤ちゃんが1歳以上でも、離乳食があまり進んでいない」「健康に問題がある」などの場合は、母乳を卒業してもミルクが必要になることがあります。 なぜかというと、赤ちゃんが9-11ヶ月以下で食事から摂る栄養は全体の約60%、1歳以降だと約80%だからです。 卒乳の時期がいつかによってミルクの必要度が違ってきます。 どの卒乳方法にするのか 卒乳には、昼間だけまたは夜だけなど部分的に卒乳する方法や、段階的に母乳を与える回数を減らしていく計画的卒乳、赤ちゃんが自然に母乳を飲まなくなる自然な卒乳など、色々な方法があります。 まずは、自分はどうしていきたいのかを考えましょう。 少しずつでも母乳をあげたいのならば、部分的な卒乳にチャレンジしてみてもいいですね。 その場合、卒乳する時間帯の授乳の回数を1回ずつ減らしてみましょう。 昼間の部分卒乳であれば、外遊びやお気に入りのおもちゃで遊んでもいいですね。 夜の部分卒乳だと、のどが渇いている可能性もありますので、お茶や水を与えてみてください。…