妊娠中の胸の大きさってどのくらい変化するの?

妊娠中は胸の大きさが変化します。一般的には2カップサイズが大きくなると言われていますが、妊娠時期の胸の大きさの変化の仕方はトップ周囲よりもアンダー周囲が大きくなるという特徴があります。トップ周囲は妊娠経過による胸の乳腺の発達に関連して増大し、アンダー周囲は胎児の成長によって変わる子宮底の位置に関連して増大します。妊娠中の胸の大きさの変化についてみていきましょう。 妊娠中は2カップ胸が大きくなる 妊娠前から妊娠10カ月までの期間に、一般的には2カップ程度、胸が大きくなると言われています。一般的なバストトップとアンダーの差で2カップ大きくなるのではなく、胸の下部が横に広がる形で大きくなり、左右の乳頭の距離が広がります。 そのため、同じカップであっても、通常用のブラジャーとマタニティー用のブラジャーとでは形が異なります。妊娠期には妊娠期特有の胸の大きさの変化に合わせたマタニティー用のブラジャーがおすすめです。 妊娠経過と胸の大きさの変化 妊娠3カ月時には2/3カップ以上、妊娠5カ月時には1カップ以上、妊娠7カ月時には2カップ弱、妊娠10カ月時には2カップ程度大きくなるとされています。出産後は母乳が蓄えられるため、重さが重くなり、サイズは出産後1年程度かけて徐々に元のサイズへと戻っていきます。 トップよりもアンダーが大きくなる 妊婦の乳房の変化を調査した研究報告では、妊娠前から出産時期までにバストトップ周囲は平均6.5㎝増大し、アンダー周囲は妊娠前から妊娠36週頃までに平均10㎝増大し、出産直前に約2.5㎝減少する結果となっています。 バストトップ周囲は妊娠12週前後に急激に大きくなり、妊娠16週まで緩やかに増大したのち、妊娠24週まではあまり大きさは変わらず、妊娠28週と妊娠32週で急激に大きくなる変化がみられます。 アンダーはバストトップ周囲に比べて妊娠16週頃までは増大は少ないですが、妊娠24週と妊娠28週で急激に増大し、妊娠36週で最大値となり、その後出産直前までに減少します。 妊婦の乳房の変化を調査した別の研究報告でも、トップ周囲よりもアンダー周囲の方が妊娠前から妊娠10カ月の間での増大が大きく(トップ周囲は平均4.12㎝の増大、アンダー周囲は平均8.78㎝の増大)、胸囲としては平均8.58㎝の増大がみられます。 胸の大きさが変わると胸の形も変わる? 胸の形と妊娠中の胸の大きさの変化についての報告では、 下垂を伴わず、胸がやや大きくなった場合 下垂を伴わず、胸が大きくなる場合 やや下垂を伴い、胸も大きくなる場合 著しく下垂を伴い、胸も大きくなる場合の4パターンに胸の形を分けた場合 妊娠期を通して胸の形の変化はほとんどないとされています。 しかし、出産直後や経産婦では授乳期に母乳が蓄えられて胸が張り、授乳後は母乳が排出されるので、やや下垂した胸の形になると考えられています。妊娠前は下垂を伴わない胸の形の場合も、出産を経て胸の形は下垂するとされています。 胸の大きさが変化する理由とは 胸の大きさはトップ周囲とアンダー周囲で変化の仕方が異なります。それぞれ、どうして変化するのかその理由を見ていきましょう。 トップ周囲の大きさが変化する理由 トップ周囲が大きく増大する妊娠12週頃は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増え、乳腺が肥大・増殖し、脂肪組織が増える時期です。また、妊娠24週頃にもトップ周囲は大きく増大しており、この時期は授乳に向けて乳腺の発達がみられる時期です。トップ周囲の胸の大きさが変化するのは、乳腺の発達や脂肪組織の増加といった妊娠周期における乳房の組織の変化によって起こっています。 アンダー周囲の大きさが変化する理由 アンダー周囲の増大がみられる妊娠16週頃は胎盤が完成して胎児が発育する時期であり、子宮体が挙上して胃や横隔膜が上方に押されることが影響すると考えられています。また、妊娠40週頃になるとアンダー周囲の値が2.5㎝減少するのは、出産が近づいて胎児が下へ降りるのに伴って子宮底が下降することが影響すると考えられ、アンダー周囲の値の変化は乳腺の発達ではなく、妊娠経過によって胎児が大きくなるにつれて変化する子宮体の位置に関連すると捉えられています。 妊娠中の胸の大きさの変化は個人差がある 胸のトップ周囲の大きさの変化は乳腺の発達や増大が関係しています。超音波画像で妊婦の乳腺の発達を調査した結果では妊娠32週で乳腺が著しく発達している人もいれば、ある程度の発達がみられる人、妊娠36週になっても乳腺の発達が良くない人もいることが報告されています。乳腺の発達の程度は個人差があるので、乳腺の発達に関連して増大する胸のトップ周囲の大きさも、個人差があることが言えます。 1)ワコールマタニティ 身体の変化とマタニティインナー選び Link 2)堀井満恵ら 妊娠経過に伴う乳房の発育状況と泌乳との関係 富山医科薬科大学看護学会誌 第1号 1998 89-96 Link 3)山名信子ら 妊婦体型の妊娠経過に伴う変化 表2より一部抜粋 人間工学…

胸の張りなしで妊娠することってあるの?

妊娠中の母体の変化をネットで調べてみると、妊娠3カ月には「胸が張る」1)ことや、妊娠に気づくきっかけとなるのが「胸の張り」である人が多い2)ということが記されており、体験談でも「胸が張った」という人が多いので、妊娠を期待していて胸の張りがないと心配になりますよね。 妊娠しているかどうかのバロメーターにもされる胸の張り 妊娠しているかどうかのひとつのバロメーターとして、下腹部の張り、身体のだるさ、強い眠気、疲れやすい、便秘などとともに、「胸の張り」もよくとりあげられる症状です。下腹部の痛みやだるさ、便秘なども生理前にもみられる症状ですが、「いつもの生理前とは違う」と気づきやすい症状が「胸の張り」であるからかもしれません。 生理前よりも妊娠時の方が胸の張りを感じやすい? ある研究では妊娠初期のマイナートラブルとして、「胸の張り」の症状は約8割があると回答しています。3)一方、別の研究結果ではありますが、生理前のマイナートラブルとして「胸の張り」の症状は約4〜6割程度があると回答しています。4) 二つの研究結果の差から、普段、生理前にも胸の張りを感じない人でも、妊娠初期には胸の張りを感じる人がいることが伺えます。 妊娠時の胸の張りは生理前よりも強い? また、生理前と妊娠初期とでは胸の張りの症状の強さの差を感じる人もいて、妊娠初期の方がいつもの生理前よりも強く張ったという人もいます。 私もその一人です。下腹部の張りや身体のだるさ、眠気などのいつもの生理前の症状とともに、痛いと感じるほどの強い胸の張りを感じました。生理前の胸の張りとは違って、下着が擦れただけでも、走っただけでも痛く、何もしていないときに脇の下まで痛みを感じたので「何かいつもと違う」と感じました。一人目の妊娠初期の胸の張りと痛みを覚えていたので、二人目以降に「妊娠したかな?」と思ったときにも、多くの人と同じく、「胸の張り」の強さを妊娠したかどうかの判断に使っていました。 しかし、一人目、二人目、三人目の妊娠時に「胸の張り」が全く同じであったかというとそうではありません。何回も「妊娠したかな?」と思う胸の張りがあっても、妊娠していないこともありました。ですから、妊娠したら毎回同じ胸の張り方になるとも限らないようです。 胸の張りなしで妊娠する? 上述の妊娠中のマイナートラブルの研究結果で「胸の張り」の症状をあげている人は約8割いましたが、残りの約2割の人は妊娠中にも「胸の張り」を感じなかったことになります。 妊娠期の胸の張りはホルモンバランスの影響 妊娠中の母体の変化からみると、妊娠12週前後(妊娠3か月前後)には胸が急激に発育することが言われており、5)妊娠3カ月ごろにみられる胸の張りは乳管や乳腺組織が発達することによって起こる胸の張りです。 胸と子宮は、女性ホルモンに対する感受性があることが言われており、6)妊娠ごく初期の胸の張りの症状は女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの分泌量の変化の関与が言われています。ホルモンに対する感受性というのは、ホルモンの変動を受けて胸の症状が現れやすいことを指しますが、感受性は人それぞれ異なり、強く影響がある人もいれば、ほとんど影響がない方もいます。 そのため、強い胸の張りを感じる人がいる一方で、胸の張りを感じない方がいてもおかしいことではありません。妊娠することによって、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量は確かに増えるはずですが、分泌量の変動の影響を胸の症状として受けない人もいるということです。 胸の張りなしで妊娠することもある 女性ホルモンの変動に対する胸の感受性の低い人は、胸の張りなしで妊娠することもあるということが言えるでしょう。妊娠中のマイナートラブルを調査した研究結果では約8割の人が「胸の張り」の症状を訴えていることから、妊娠したら「胸の張り」の症状が出る人の方が多いことが言えますが、すべての人が「胸の張り」を感じるわけではありません。「胸が張ったら妊娠している」という周りの意見やネットの声が多くても心配し過ぎず、「そうではない人もいる」ということを知って、妊娠検査薬での判定と産婦人科の受診結果をもって判断するようにしましょう。 1)日野市立病院 産婦人科 Link 2)新宿レディースクリニック 妊娠〜身体の変化・注意点 Link 3)新川治子ら 現代の妊婦のマイナートラブルの種類,発症率及び発症頻度に関する実態調査日本助産学会誌 J. Jpn. Acad. Midwif., Vol. 23, No. 1,…

妊娠中の胸の大きさと性別って関係があるの?

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増え、出産、授乳に向けて乳腺が発達し、胸が大きくなります。妊娠中に胸が大きくなる程度や大きさの左右差は個人によってさまざまです。妊娠中に胸が大きくなる程度や、胸の大きさの左右差でお腹の中の赤ちゃんの性別がわかるという噂もあります。妊娠中の胸の大きさと性別の関係についてみていきましょう。 妊娠中に胸がより大きくなったら女の赤ちゃんが産まれる? お腹の中にいる赤ちゃんの性別についてのジンクスは諸説あり、「お母さんのお腹が前に大きくなったら男の子、全体的に丸みを帯びれば女の子」や、「お母さんの顔つきが妊娠中にきつくなったら男の子、優しくなったら女の子」、「胎動が激しく、お腹をよく蹴るようだったら男の子、おとなしければ女の子」、「妊娠中に高カロリーなものが食べたくなったら男の子、つわりが激しくあまり食べられなかったら女の子」などが、よく聞かれます。 これらのジンクスは昔からの言い伝えのようなもので、男の赤ちゃんや女の赤ちゃんが産まれる妊婦さんにそのような傾向がみられるという程度で、明確な根拠は示されているわけではありません。 妊娠中の胸の大きさと赤ちゃんの性別のジンクス 妊娠中の胸に関する赤ちゃんの性別のジンクスを調べていると、「妊娠中に左の胸が大きくなったら男の赤ちゃん、右の胸が大きくなったら女の赤ちゃん」というジンクスもありました。 私自身、このジンクスは初めて知ったのですが、3人の男の子の妊娠中、確かに3回とも左の胸が大きくなりました。ただし、私は妊娠前から左の胸の方が右の胸より大きかったので、妊娠経過により、左右の胸とも同じように大きくなった結果、もともと大きかった左の胸が大きくなっただけかもしれません。このジンクスの明確な根拠は見当たらなかったので、あくまでもジンクスとして、出産後に振り返ってみて、「そういえば、あのジンクスは当たっていたな。」と楽しむ程度がよいかもしれません。 男の子の赤ちゃんはお母さんの胸の発達を抑える 米国の科学ジャーナリストのJena Pincottによると、妊婦のお腹が前に高く突出していると男の子、横に広がり平らな場合は女の子という昔からの言い伝えよりも正確なおなかの赤ちゃんの性別の予測方法として、「お腹の中の赤ちゃんが女の子の場合、男の子の赤ちゃんよりも、お母さんの胸が妊娠中大きくなる」ことを示しています。男の子の赤ちゃんがお腹にいる妊婦さんの胸が平均6.3㎝大きくなるのに対して、女の子の赤ちゃんがお腹にいる妊婦さんの胸は平均8㎝大きくなると言います。 男の子の赤ちゃんは男性ホルモンのテストステロンをより多く生産し、成長のためにエネルギーをたくさん必要とするので、お母さんの胸の発達を抑えると考えられるとあります。 妊娠中にグッと胸が大きくなった場合には女の子の赤ちゃんかもしれません。しかし、乳腺の発達の仕方には個人差があるので、妊娠中に胸が6.3㎝以下しか大きくならなくても女の子の赤ちゃんの場合もあるし、胸が8㎝以上大きくなっても男の子の赤ちゃんの場合もあります。胸囲が指標となると、妊娠中にどれだけ体重が増えるかにも影響されるので胸の大きさだけで赤ちゃんの性別を判断するのは難しいかもしれません。 胸の大きさと生活習慣 女性ホルモンのエストロゲンは乳腺を発達させて胸を大きくする可能性があり、男性ホルモンのテストステロンは胸の成長を抑える可能性があるとされています。ホルモン分泌のバランスは食事や睡眠などの生活習慣に影響します。 胸を大きくしたいからと、エストロゲンと似た作用を持つイソフラボンが含まれる大豆製品をたくさん食べればいいわけではありません。ホルモンバランスが整うには身体もこころも健康であることが大切です。健康な身体とこころを保つには、規則正しく3食をとり、バランスよく栄養をとることが大切です。バランスのとれた食事にプラス豆腐や豆類と考えましょう。 睡眠も健康を保つためには大切です。睡眠不足になるとホルモンバランスが乱れ、睡眠の質が低下するという悪循環に陥ります。妊娠中はとくにホルモンバランスが変化しやすい時期ですので、バランスのとれた食事と十分な睡眠をとってホルモンバランスを整えるようにしましょう。 胸の大きさは性ホルモンの分泌だけでは決まらない 女性ホルモンのエストロゲンは女性らしい身体のラインを促して乳腺を発達させる役割がありますが、胸の大きさは遺伝や食生活など、色々な要因が関係しており、女性ホルモンの分泌の多さだけが胸の大きさを決めるわけではないという見解もあります。 男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンのエストロゲンが妊娠中の胸の大きさに影響しているようですが、男性ホルモンと女性ホルモンだけで胸の大きさが決まるわけではありません。もともとの胸の大きさや生活習慣、体質など、いろいろな要因が妊娠中の胸の大きさに影響していると考えられます。 産まれてくる赤ちゃんの性別はとっても気になるところですが、胸の大きくなる程度だけで判断せず、妊娠で起こる身体の変化は赤ちゃんが成長していくための大切な過程と捉えてリズムの整った生活を送るように心がけましょう。 1)mail online Old wives’ tales say the shape of the…

妊娠中に胸が張る症状で赤ちゃんの性別がわかるって本当?

男の子か女の子か、妊娠すると気になるのが赤ちゃんの性別ですよね。自分はどちらでもよいと思っていても、周りが性別を気にしている場合もありますよね。 妊娠中に胸が張る症状によって、赤ちゃんの性別がどちらかわかるという噂があるらしいのですが、皆さんは耳にしたことはありますか?この噂が本当なのかを今回は追求してみたいと思います。 赤ちゃんの性別がわかるジンクス 以下のような妊娠中の赤ちゃんの性別がわかるジンクスを皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? お母さんのお腹が前に突き出して大きくなると男の子、身体全体が丸くなると女の子 お母さんの顔つきがきつくなると男の子、顔つきが優しくなると女の子 妊娠中、塩辛いものを食べたくなると男の子、甘いものを食べたくなると女の子 妊娠中、男の子だと体毛が濃くなる、女の子だと体毛が薄くなる 私自身は子どもが三人とも男の子なので、女の子のときとの比較ができないのですが、確かに、お腹は前に突き出していましたし、体毛も濃くなり、からあげ、フライドポテト、漬物などの妊婦の身体にはよくないであろう塩辛いものが無性に食べたくなる時期がありました。 三人の子どもの妊娠中、毎回、お腹の出方、体毛が濃くなる、塩辛いものが食べたくなるという傾向は同じでしたので、赤ちゃんが男の子というジンクスはあながち外れてはないのかもしれません。 他にも赤ちゃんの性別のジンクスはいろいろと言われていますが、どれもあくまでもジンクスであり、科学的な根拠はありません。しかし、最近では、赤ちゃんの性別が、妊娠中の胸の張りでわかるということが言われています。 妊娠中の胸の張りと赤ちゃんの性別との関係 赤ちゃんの性別がわかるジンクスのひとつとして、「妊娠中にお母さんの胸の張りが強くなり、胸が大きくなると女の子」ということを聞いたことがある方もいるかもしれません。 イギリスの科学ジャーナリストの記事では、「妊娠中のお母さんの胸は、赤ちゃんが女の子の方が大きくなる」とあります。胸の大きさの平均値も示してあり、赤ちゃんが女の子であればお母さんの胸の大きさは平均8.0センチ、男の子であれば平均6.3センチ大きくなるそうです。 その理由としては、男の子は男性ホルモンのひとつであるテストステロンをより多くつくり出すので、お母さんからのエネルギーをたくさん必要とします。男の子の赤ちゃんがお母さんからエネルギーをたくさんもらう期間は、お母さんの胸の成長が抑えられるので、お母さんの胸の成長を妨げる期間がない女の子の赤ちゃんの方が胸が大きくなるということです。1) 赤ちゃんの外性器ができる過程 妊娠8週では男の子も女の子も外性器は同じですが、精巣が発育している男の子は男性ホルモンのテストステロンによって外性器が男性化します。卵巣が発育している女の子はテストステロンが働くことはなく、女の子の外性器となります。男の子、女の子の外性器は妊娠12週までにできます。2) 実際に、胸の張りは赤ちゃんの性別で違いがある? 実際に男の子、女の子のどちらの妊娠も経験している人の「女の子のときは胸が張ったけれども、男の子では胸が張らなかった。」、「女の子のときの方が、胸が大きくなった。」という経験談も見られました。 私は男の子の妊娠しか経験していませんが妊娠中に胸が張り、胸も大きくなりました。男の子でも「6.3センチ胸が大きくなる」とあるので、男の子を妊娠した場合でも胸が張り、胸が大きくなることは間違いなさそうですね。ただ、女の子を妊娠していたら、さらに胸が張って、胸も大きくなっていたかもしれません。 赤ちゃんの性別がわかる時期 「女の子だと胸が大きくなる」というのは男の子と比べてのことですから、初めての妊娠で「胸が張って大きくなったから女の子」と判断してしまうのは難しいといえるでしょう。 二人目以降の妊娠であれば、前回妊娠した時との比較ができるので参考になるかもしれません。妊娠中に胸が張って大きくなるのは女性ホルモンの変動によるものですので、個人差があり、中には平均値より小さい、または大きいなど、平均値通りに大きくならない方もいます。ですから、胸の張り、胸の大きさで赤ちゃんの性別がわかるとはなかなか言い切れないといえるでしょう。 赤ちゃんの性別を知りたいときには、医師に尋ねるとエコーで外性器の形を確認して教えてくれますよね。赤ちゃんの外性器は妊娠12週までにできますので、条件が良ければ、早くて妊娠12〜13週頃に判別できることもあるそうです。ただ、エコーで確認した時の赤ちゃんの体勢にもよるので、外性器が隠れてしまって見えないこともあります。 だいたいは妊娠16週〜22週頃にわかることが多いようですが、産まれるまでわからないこともあり、産まれてみたら違う性別だったという例もあるようです。男の子の場合は外性器が確認しやすいので早めにわかることが多いようですね。3) 1)JENA PINCOTT Old wives’ tales…

妊娠初期に胸のしこり?知っておきたい妊娠期の乳がんのこと

妊娠初期に胸のしこりを発見したらイコール乳がんではありません。 胸のしこりは妊娠による乳腺の腫れや乳腺症、良性の腫瘍でもみられます。ですが、妊娠する女性の年代は乳がんになりやすい年代でもあることを知り、妊娠中でも胸の変化のチェックを行って、早期発見、早期治療につなげることが治療の選択肢の幅を広げることになります。 今回は、妊娠初期にみられる胸のしこりと乳がんについて一緒に学んでいきましょう。 出産する女性の年齢と乳がんを発症する女性の年齢 厚生労働省の人口動態統計によると、出産する母親の年齢は平成12年までは25〜29歳が最も多かったのに対し、平成17年以降は30〜34歳で最も多くなっています。平成22年からは35〜44歳までの出産も増加しており1)、全体的に出産年齢が高齢化してきていることがわかります。 一方、国立がん研究センターの2014年の女性の乳がんの年齢階級別罹患率をみてみると、25歳から増え始め40代でピークとなっています。2) ちょうど出産する母親の年齢と女性の乳がんの罹患率が多い年齢とは同じ時期であり、妊娠・出産する年齢の女性は乳がんを発症しやすい年齢でもあるということになります。米国国立がん研究所によると、妊婦3,000人に約1人の割合で乳がんを発症し、32〜38歳の女性で最もよく見られる3)とあります。 妊娠中は乳がんの早期発見が難しい 妊娠中は女性ホルモンの影響で、妊娠による通常の変化として乳房の張りや痛みなどの症状がみられ、胸の小さなしこりは見つかりにくい状態にあります。妊娠期は乳腺の密度も高くなり、超音波エコーで乳がんを発見することも難しくなり、妊娠していない女性に比べて妊娠中の乳がんの発見は遅れがちの傾向が見られます。4) 乳がんの症状 妊娠中は生理的な胸の張りや痛みなどによって胸のしこりが見つかりにくい状況にありますが、早めの診断と対処が治療の選択肢が増えることにつながるので、以下の症状が見られたら、早めに産婦人科や乳腺外科を受診しましょう。 乳房、乳房の付近、わきの下にしこりがみられる。(乳がんの部位で一番多いのは乳房の外側上方)5) 乳房の大きさや形が変化する 乳房の皮膚のへこみやしわがみられる 乳頭が陥没する 乳頭から母乳以外の分泌物や血液が出る 乳頭や乳輪部がただれる、赤く腫れる わきの下や鎖骨付近のリンパが腫れる 乳がん治療と妊娠・出産の両立が可能なことも 日本での妊娠中のがん治療においては、妊婦や胎児への安全性の面から、抗がん剤治療を行いながらの妊娠継続は不可能という考えが一般的でした。しかし、妊娠中でも早期の限局性の手術可能な乳がんに対しては、妊娠を継続しながらがん治療を行い、出産・育児までサポートできることがわかってきています。 2018年6月には、がん治療と妊娠・出産を両立するための妊娠期がん診療ガイドブックが発行されました6)。産婦人科医とがんの専門医との連携した治療が必要であり、症状などによってがん治療と妊娠継続が両立できるケースの限りもあるため、早めの診断、対応が必要とされます。 妊娠初期に胸のしこりが見つかったら 妊娠中に胸にしこりが見つかったら、まずはかかりつけの産婦人科や乳腺外科を受診し、診断を受けましょう。 胸のしこりで考えられる症状・病気 胸のしこりができるのは乳がんだけではありません。妊娠中には以下の症状や病気がみられることもあります。 乳がん 妊娠による生理的な乳腺の腫れ 乳腺症 乳腺炎 乳腺繊維腺腫…

妊娠中の胸の張りにマッサージはよい?

胸の張りの症状があると、「張って痛い」、「張って辛い」と感じる方も多いと思います。「張っている」症状に対しては、筋肉の張りと同じように「マッサージをすると楽になるのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。また、「妊娠中期・後期に入ったら、おっぱいマッサージをしましょう」という情報を目にする機会もあり、「マッサージをした方がいいのかも?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。 今回は、妊娠中の胸の張りとマッサージについて説明していきます。 妊娠中の胸の張り 妊娠中の胸の張りは、妊娠初期は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量の変動に関係があると言われています。また、妊婦経過に伴う乳房の発育状況をみると、妊娠してから乳房のトップやアンダーの値は継続して増加しており、1)乳腺や乳管の発達による胸の張りも妊娠経過を通してみられると考えられます。 筋肉は使い過ぎや力のかけすぎなどのオーバーユースにより、血流が悪くなって張りが生じた場合、マッサージを行うことで血流が改善され、張りがやわらぎます。しかし、妊娠中の胸の張りは妊娠による乳房の組織の生理的な胸の変化であるので、マッサージをして張りがやわらぐものではないのです。マッサージの刺激が胸の張りや痛みを増すことにつながる可能性もありますので、胸の張りの改善目的でマッサージを行うのは避けましょう。 妊娠中期・後期の乳房マッサージ 妊娠中期から「おっぱいマッサージを始めましょう」という情報をネットで見ることもありますが、産院や助産院により、おっぱいマッサージを始める時期の指導は異なります。何より、母体や赤ちゃんの状態によって行ってよい場合と行わない方がよい場合とがありますので、主治医に相談のうえ、正しい乳房マッサージを助産師や看護師からの指導のもとに行いましょう。 妊娠16週以降で早産の治療をしていない妊婦を対象に乳房・乳頭・乳輪のチェックと、状態に合わせた乳房マッサージや乳頭圧迫方法、乳管開通法、乳頭清潔ケアを行ったところ、乳頭がやわらかくなり、乳管が開通して産後の母乳分泌が増加するので、母乳育児がスムーズに行えるという研究報告があります。2)また、乳房ケアやマッサージは、無害である限りにおいて乳頭の痛みや傷が改善されること、病的な乳房緊満や乳腺炎などのトラブルを予防すること、母乳育児期間が長くなることの有効性が確認されている3)とも言われています。 産後の母乳育児に向けて、乳頭や乳房のトラブル予防、母乳分泌の促進、母乳育児期間の延長を促すためのケアとしてのマッサージは、母体・胎児の状態が安定していて早産のリスクがない場合にはよいとされています。産後の病的な乳房緊満の予防にも有効であると言われており、産後、乳管の開きを促して、乳房の張りを予防する目的で妊娠中に乳房マッサージを行うことはよいでしょう。 乳房マッサージで注意したいこと 乳頭への刺激は子宮の収縮を促してお腹の張りにつながり、早産のリスクとなることがあります。産院や助産院から妊娠後期に入って、乳房マッサージを自宅で行うように指導を受けたときも、注意事項をよく確認し、マッサージを行うようにしましょう。 胸の張りによいケアとは 妊娠中の胸の張りがある場合は、締め付けの強い下着での圧迫や胸の揺れの刺激、下着との擦れによる刺激で余計に胸が張ることもあります。妊娠すると胸のサイズはどんどん変化していきますので、その時の胸のサイズに合わせて、圧迫感がなく、程よく胸をホールドする機能がある下着を身につけましょう。 妊娠中は皮膚が乾燥しやすく、妊娠していないときには何ともなかった素材でもかぶれが起こることもあります。肌に優しい綿の素材のものを選ぶとよいでしょう。妊娠中の胸の特徴に合わせたマタニティ専用の下着も販売されているので、妊娠中は専用のものを使用するのがおすすめです。 胸の張りは気になってしまう症状ですが、妊娠による自然な変化のため、バランスのとれた食事をとり、リラックスして過ごすことも大切です。温めすぎると胸の張りが増すこともあるので湯船に長時間つかることは避け、胸が張って痛むときには冷やしてみるのもよいでしょう。 一般的な対策方法は下着や食生活、リラックス、温めすぎないなどですが、個人によっても症状や症状の強さは異なるので、胸の張りで悩むときには主治医や助産師に相談し、アドバイスを受けましょう。 1)堀井満恵ら 妊娠経過に伴う乳房の発育状況と泌乳との関係 富山医科薬科大学 看護学会誌 第1号 1998 Link 2)安藤美由紀ら 妊娠中の乳房・乳頭ケア効果の実際 乳房カルテ作成と自己マッサージ指導を取り入れて 第54回日本農村医学会学術総会 Link 3)井村真澄 母と子にやさしい,社会にやさしい,環境にもやさしい エビデンスに基づく母乳育児を支援しよう 医学書院 週間医学界新聞 第2761号2007年12月17日 Link

胸が大きくならない妊婦さんへ、先輩妊婦さんの体験まとめ

臨月を迎える妊婦なのに、全然胸が大きくならない方は少なくなりません。初めての妊婦さんの場合は、本当に母乳が出るのか不安かもしれませんが、先輩妊婦さんの体験談をまとめてみました。あなただけが胸が大きくならないというわけではありませんよ。 znaki.fm/jaは、地域のイベントや社会的な動きについての最新情報を提供しています。 胸が大きくならない妊婦さんの原因 妊娠すると胸が大きくなる!? 初めての妊娠。お腹の赤ちゃんのことを想像しながら、出産について色々と情報収集していると、よくこんなことを聞きますよね。 妊娠するとびっくりするくらい胸が大きくなる! 胸の小さい私もこれを聞いて、なんだかワクワクしました。 胸が大きいことを味わったことがないので、母乳を出すために膨らむ胸に期待してしまいます。 妊娠するといつから胸が大きくなる? 一般的に妊婦さんの胸は妊娠12週目くらいから徐々に大きくなり、今のバストより2カップ程度もボリュームアップするそうです。 また、胸が張って痛みを感じたり、乳頭が過敏になるなど、妊娠が進むにつれて胸への変化が現れ始めます。 胸が大きくならない原因は? しかし、いっこうに胸が大きくならない方も少なくなりません。 もうすぐ妊娠8ヶ月目なのに! もう出産したのに! もうすぐ赤ちゃんに母乳を飲ませないといけないのに胸が大きくならないと不安が募ります。 では、どうして妊婦なのに胸が大きくならないのでしょう? 2回目以上の出産 初出産の妊婦さんより、過去に出産を経験したことのある妊婦さんは妊娠中に胸が大きくならないことがあるようです。 出産を経験している身体は赤ちゃんに母乳をあげるタイミングをわかっているので、授乳前に大きくなることが多いようです。 乳腺が発達している 乳腺は主に乳汁を作る組織と、乳管という乳汁を乳頭まで運ぶ管から成り立っています。 この乳腺が発達している妊婦さんは今の胸の大きさでも十分に母乳を出すことができるため、必要以上に胸が大きくならないことがあるようです。 妊婦さんのバストマッサージ そうは言っても、胸が大きく膨らんでいる妊婦さんを病院で見るたびにため息をついてしまいます。 もしかして、マッサージをしたら大きくなるのかな? 妊婦さんが母乳を出す準備として2つのマッサージ方法があります。 母乳の分泌を促進させるおっぱいマッサージ 1. 右手の手のひらと指で、バスケットボールをつかむように指を広げておっぱいを持ちます。…

妊娠中に胸の張りがなくなった!もしかして、流産!?

妊娠初期から胸が張り、大きく、パンパンに膨らんでいた私のバスト、でも、ここ最近急に胸の張りがなくなった!これってもしかして、流産!? 胸の張りがなくなった いつもとは違うタイミングで胸が張り始めました。 生理不順、排卵がずれているだけかな〜と思っていたら、まさかの妊娠発覚! 胸の張りは痛かったり、乳首がチクチクかゆかったりするけれど、望んでいた妊娠なので赤ちゃんのご対面が何より待ち遠しい! でも、妊娠4ヶ月目になり、急に胸の張りがなくなったのです! 流産かも!? あわてないあわてない、一休み一休み、一休さんが言っていましたね。 ネガティブに考えすぎるのは身体に良くありません。流産かどうかはさておき、まずは流産の兆候について確認してみます。 腹痛 不正出血 お腹の張り つわりが急に軽くなる 基礎体温が下がる お腹が冷たくなる 流産の兆候については上記のような症状が起きると言われています。また、流産の確率については、20代で約10%程度、30代前半で約15%程度、30代後半で約20%程度、40代以上で40%以上の確率です。 でも、あれ? 流産の兆候に、胸の張りがなくなった、という症状はありませんね!? 先輩妊婦さんの場合 そうはいっても、いきなり胸の張りがなくなるなんて、少し心配です。 お腹の中の赤ちゃんは元気に育っているの!? ここで、先輩妊婦さんの体験談をお聞きします。 9ヶ月妊婦です。 胸の張りは張ったり収まったりを今でも繰り返してますね。乳首だけたけに痛い日もあればまったく痛くない日もあるしって感じです。 https://chiebukuro.yahoo.co.jp/、Yahoo!知恵袋 私も初期からずっと張ったり張りがなくなったり、何度も繰り返しましたよ。中期以降はほとんど張りませんでした。 http://oshiete.goo.ne.jp/、教えて!goo 5ヶ月くらいから、急に胸の張りはなくなりましたよ、 ただ大きいだけで。 一番痛かったのは初期からしばらくの間、…

妊娠時に胸が痛いのはいつまで続く?おすすめの対策も紹介

妊娠時には胸の張りや痛みなどの症状がみられます。痛みの出方や程度には個人差があり、痛くて辛いと感じる人もいます。 私も妊娠初期には胸の張りと痛みを感じ、とくに脇の下が張って痛かったと記憶しています。妊娠期間中にずっと痛かったわけではなく、痛いのは妊娠初期で、妊娠後期は胸が痛いというよりは胸が大きくなって重いという感覚でした。 一般的には、妊娠時の胸の痛みはいつまで続くのでしょうか。胸の痛みに対してのおすすめの対策についても説明していきます。 妊娠時の胸の痛み 妊娠時の胸の痛みの症状と原因について説明していきます。 妊娠時にみられる胸の症状 妊娠時にみられる胸の痛みには、乳房痛、乳房の張り、乳頭痛などがあります。胸が張って痛い場合や、押さえると胸が痛い、歩いたり走ったりの振動で胸が痛い、下着に乳頭が擦れると痛い、乳頭にチクチクするような痛みがあるなど、痛みの出方や程度は人によってさまざまです。 妊娠時にみられる胸の痛みの原因 妊娠時には女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増加します。妊娠時にみられる乳房の張りや痛み、乳頭痛などの症状は女性ホルモンの分泌の変動やバランスが関わっていると考えられています。 妊娠時に胸が痛い症状が続く期間 胸が張って痛いと感じるのは、妊娠初期が多いようです。妊婦のマイナートラブルの種類と発症率を調査した研究では、胸の張りを感じたと答えた妊婦は妊娠初期が中期・末期よりも多い結果となっています。初期よりは少ないものの、妊娠中期でも約70%、妊娠末期でも約60%の妊婦が胸の張りを感じている1)ので、妊娠初期や中期まで胸の痛みを感じる人もいれば、妊娠期にわたって胸の痛みを感じる人もいるということが推測されます。 妊娠期の胸の変化と胸の痛み 妊娠期には胸の変化が見られます。妊娠12週前後に乳房は急激に発育し、16週までは徐々に乳房が増大します。妊娠16週から24週の中期に入ると変化はほとんど見られなくなります。その後、妊娠24週を過ぎて、28週、32週頃に急激に乳房が増大します。2) 胸が痛いという症状がある人の口コミを見ていると、妊娠初期に胸が痛い症状がある人でも、 「妊娠4〜5カ月を過ぎたころからはあまり気にならなくなった。」 「胸の痛みや張りは安定期を過ぎるとなくなり、出産前にまた痛くなった。」 という人もいました。妊娠中の胸の変化があまり見られない妊娠4〜6カ月ごろになるといったん胸の痛みが落ち着き、その後、再び急激に乳房が増大する出産前の時期に胸の痛みがぶり返す方もいるようです。 妊娠時に胸が痛いときの対策 胸の痛みに対する対策は以下のことが有効であるといわれています。 胸の変化に合ったブラジャーを身に着ける 妊娠期には妊娠初期から出産にかけて著しい胸の変化が見られます。その時期の胸にあったブラジャーを身に着けましょう。乳房が垂れ下がるような状態になると痛みを感じやすくなるため、締め付けず、かつ、支える機能のあるブラジャーがおすすめです。妊娠時は肌が敏感になっている時期でもあります。ブラジャーは肌に直接触れるものですので、素材にも注意して肌に優しいものを選ぶとよいでしょう。 生活習慣の改善 妊娠中のマイナートラブルの苦痛度と生活習慣を調査した研究では、妊娠中の身体症状の苦痛が低い人は苦痛が高い人よりも睡眠が十分にとれていて不安感が低かったという報告があります。また、喫煙をしていない、朝食をとっている、間食が適切である、就寝時間・起床時間が規則正しい、運動をしている人の方が身体的な苦痛が低いという結果でした。毎日決まった時間に寝起きして十分な睡眠をとり、適度な運動を行う、規則正しい生活をすることが胸の痛みを含む妊娠時の身体症状の緩和を期待できるといえるでしょう。 妊娠中の胸の痛みを含むマイナートラブルは、仕事をしていない初産婦で多いことが報告されています。一方で、仕事をしていない人でも、マタニティスイミングなどの適度な運動や妊婦同士の交流などを行っている人は仕事をしている人よりもマイナートラブルが少ないという報告もあります。1)妊娠期には適度な運動や社会的な交流を行う時間を持つことも有効といえるでしょう。何もすることがない時間が長いと身体の不快な症状も気になってしまうようです。 1)新川治子ら 現代の妊婦のマイナートラブルの種類,発症率及び発症頻度に関する実態調査 日本助産学会誌 J. Jpn. Acad. Midwif., Vol.…

妊娠中、胸の大きさが左右で違う、母乳の出への影響はある?

妊娠中に左右の胸の大きさが違うことで悩む人は少なくはないようです。もともと胸の大きさは多少の左右差はあるものですが、妊娠中は胸が大きくなるため、左右差が出やすいことも影響しています。胸の大きさが左右で違うと母乳の出も変わってくるのでしょうか? 胸の大きさが左右で違う理由と母乳の出への影響についてみていきましょう。 胸の大きさの左右が違う原因とは 胸の大きさの左右差は個人によって異なり、左右とも同じくらいの人もいれば、左右で1カップ以上の差があり、見た目でわかるほどに大きさの違いがある人とがいます。そもそも胸の大きさがどうして左右で違うのでしょうか。考えられる原因についてみていきましょう。 もともとの胸の大きさに左右差がある 人間の身体は左右非対称ですので、多少なりとは、左右の胸の大きさの違いはあると言われています。妊娠すると胸が大きくなるので、左右の差が目立ちやすくなり、胸の大きさの左右差が気になることもあります。もともと左右の胸の大きさが1カップ以上違う人もいます。 胸の大きさの左右差がみられる理由としては、姿勢の非対称や利き手、心臓の位置の影響が言われています。 姿勢の非対称があると筋肉や脂肪の付き方が異なって左右差が生じます。利き手側はよく使うので筋肉が働く機会が多く、脂肪がつきにくいのに対し、非利き手側は動かす機会が少ないので脂肪がつきやすく胸が大きくなるということも言われています。心臓は胸のやや左側にあり、心臓を守るために左胸が大きくなりやすいということも言われています。 どれも、胸の左右差がみられる原因としてよく言われることですが、はっきりとした根拠は示されていません。 妊娠中の乳腺の発達の仕方 妊娠中には胸の乳腺が発達しますが、乳腺の発達の仕方に左右差があると胸の大きさの違いがみられます。 授乳の仕方の偏り 経産婦の方で授乳する際に、左右どちらかの胸に偏って授乳することが多かった場合には、赤ちゃんによく飲ませる方の胸で母乳がつくられやすくなって胸が大きくなります。あまり赤ちゃんが飲まない方の胸はだんだんと小さくなります。 私も、もともと妊娠前から左の胸の方が右の胸に比べて1カップ大きかったのですが、3人目の授乳を経て左右の胸の大きさの差が2カップに開きました。3人目の授乳時に、赤ちゃんの飲みやすさと自分の姿勢のとりやすさから左の胸でよく授乳していました。すると、よく授乳している左胸の方が母乳が出やすかったのか、右の胸をなかなか吸ってくれなくなりました。右の胸を最初に飲ます努力もしましたが、母乳の出が悪いのか赤ちゃんが泣いて吸ってくれず、結局は左の胸中心で授乳することになり、気づいてみれば2カップも左の胸が大きい状態となっていました。 胸の大きさと母乳の出の影響 胸の大きさは乳腺の発達に関連し、乳腺の発達は母乳の出に関連します。乳腺の発達している胸の方が母乳は出やすいとされています。乳腺が発達して大きくなった胸の方が母乳は出やすいということが言えるかもしれません。 胸の大きさの左右差と対策 妊娠中の乳腺の発達に左右差がみられてもおかしいことではありません。非対称な姿勢をとることをできるだけ避け、乳腺の発達が遅く小さい胸は、乳頭・乳房マッサージを行って母乳が出やすくなる準備をしておきましょう。 乳頭・乳房マッサージは妊娠経過によっては行わない方が良い場合もあるため、医師や助産師、看護師に確認してから行いましょう。胸の大きさの左右差があり、心配に感じれば、健診時に医師に相談しましょう。 授乳時には左右の胸を交互に同じだけ授乳を行うようにし、小さい胸の方から授乳するようにしましょう。 左右の胸で授乳に偏りが出てしまうと、授乳頻度が多い胸ではどんどん母乳がつくられて胸が大きくなり、授乳頻度が少ない胸は母乳がつくられなくなってだんだん小さくなってしまいます。 左右の胸を同じように授乳できるとベストですが、乳腺の発達の程度や乳頭の形、授乳時に赤ちゃんを抱っこする姿勢によって授乳しにくい側が出てきてしまう場合もあると思います。 そのような場合は、助産師や看護師に相談し、左右の胸から同じように授乳できるように工夫をしましょう。 授乳トラブルは早めの対策で左右の胸の大きさを維持 左右の胸で授乳頻度が違うと、あまり授乳ができていない胸にトラブルが生じることもあります。私の場合、左と比べて小さかった右の胸は母乳も出にくく、詰まりやすいということがあり、右胸は乳腺炎を繰り返していました。乳管の出口が開き切っておらず、詰まりやすい、母乳がつくられにくい、などの乳房トラブルがあって母乳が出にくくなり、授乳頻度が減るために胸の大きさが小さくなってしまうということもあります。左右の胸で授乳量が違うなど、些細なことでも気になることがあれば、左右の胸の大きさの差が大きくならないうちに早めの対策をとることがおすすめです。 1)イクシル 妊娠6カ月、胸の発達が左右で違う…母乳に影響は? Link 2)赤ちゃんの部屋 授乳のやり方で左右のおっぱいの大きさが変わる Link